記事番号:T00084000
<登場人物>
ワイズシステム総経理 宇都宮武則
本コラムの筆者です。
台湾S電工 山田新一総経理
1978年千葉県生まれ、上場企業S電工の営業企画課長から2018年に台湾S電工の総経理として初めての海外駐在。好奇心旺盛で何にでも興味を持つが長続きしないらしい。2児のパパ、趣味は車で家族旅行。
台湾S電工の会議室。休暇記録アプリと申請票での運用にも慣れてきましたので、これから休暇申請アプリを作成していきます。
宇都宮「休暇申請アプリ作成の前に、もう一度ワークフローを確認しましょう」
ワークフロー
山田「この図の『休暇申請票』のところが休暇申請アプリになるんですよね」
宇都宮「そうです。休暇申請の入力画面を作るのは、これまでの応用でできます。今回は、新たに申請を承認するという行為が発生するだけです」
山田「一般職が休暇申請を入力したら、その申請を課長に回して、課長が『確認』するのですね」
宇都宮「その後は?」
山田「課長の確認の次は、副理または経理の『承認』です」
宇都宮「経理の承認が済んでから、人事担当者は休暇記録アプリにこの申請を『記録』するというわけです」
宇都宮「休暇申請アプリの完成イメージはこんな感じですね」
休暇申請の完成予想図
山田「難しくはなさそうですね。早速作ってみていいですか?」
そう言うと山田総経理はサイボウズのkintone(キントーン)にログインし、慣れた手付きでアプリ作成を始めました。
宇都宮「おや、随分と慣れましたね!」
山田「そりゃもう、コツがつかめたのでスラスラいけますよ!」
山田総経理はkintoneのアプリ作成画面を操作して、次々に左のフィールド群から右のフォームへと、作る項目に合ったスタイルをドラッグ&ドロップし、並べていきます。30分ほどででき上がりました。
山田「できました」
宇都宮「入力画面は完成しましたね」
山田「ワークフローにある『申請→確認→承認→記録』のところは、どうすればいいのでしょう」
宇都宮「設定メニューにある『プロセス管理』というのを使うんです。プロセス管理とは、アプリの処理の前後の流れを定義することです」
山田総経理はニヤニヤしながら「なんだか複雑そうですね。その前に頭に栄養与えなきゃ。チョット休憩しませんか?ちょうど、冷蔵庫に高速道のドライブインで買った『依蕾特(elate)』ブランドの奶酪(パンナコッタ)があるんですよ。マンゴー味とココア味、どっちが好みですか?」
宇都宮「おお!台南で行列ができる『依蕾特』の奶酪とは、通ですね。マンゴーをお願いします!」
山田「まいど!」
そう言うと山田総経理は、軽やかな足どりで会議室を離れたのでした。
【kintone無料お試しの申し込み方法】
メールに「kintone無料お試し希望」と記入の上、宇都宮までお送りください。
(t-utsunomiya@ys-consulting.com)
宇都宮武則
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