コラム

記事番号:T00083642
2019年5月21日15:52

 山田総経理と宇都宮は簡単データベース「kintone(キントーン)」で、休暇申請のシステム化にチャレンジしています。「休暇記録アプリ」「休暇申請アプリ」の順番で作成していきます。

<登場人物>
ワイズシステム総経理 宇都宮武則

本コラムの筆者です。

台湾S電工 山田新一総経理
1978年千葉県生まれ、上場企業S電工の営業企画課長から2018年に台湾S電工の総経理として初めての海外駐在。好奇心旺盛で何にでも興味を持つが長続きしないらしい。2児のパパ、趣味は車で家族旅行。

/date/2019/05/21/000_8A_2.jpg休暇記録アプリの完成図

 静まり返った台湾S電工の会議室で、休暇記録アプリを作成中の2人。前回は、別のアプリの項目を引用する方法として「ルックアップ」に触れました。では実際にやってみましょう。

 当欄第7回「山田総経理、休暇記録アプリに挑戦する」で作成した休暇記録アプリへの社員番号の入力で、当欄第3~4回で作成した社員マスタから社員名を取得するようにします。

宇都宮「『ルックアップ』フィールドを追加し、設定をクリックします。『フィールド名』には『社員番号』、『関連付けるアプリ』には『001社員マスタ』、コピー元のフィールドには『社員番号』を設定します。

 『ほかのフィールドのコピー』では、左側で取得した値を入れるフィールドとして作った『社員名』を選びます。右側には取得元の『001社員マスタ 社員名』を選んで『保存』で完成です」

/date/2019/05/21/000_8B_2.jpgルックアップの設定

山田「今回は社員名だけの取得でしたが、同時にいくつもの情報を取得できますか?」

宇都宮「できます。取得する値を入れるフィールドを作っておけば、性別や身分証番号、生年月日なども取得できますよ」

休暇対象フィールドの作成

宇都宮「続けて『休暇対象始まり』『終わり』『総有給日数』のフィールドを作ってください」

山田「もう慣れたので、すぐに作れますよ!」と、山田総経理は軽快にキーボードをたたきました。

宇都宮「続く三つのフィールド『総有給時間数』『有給時間合計』『有給残り時間数』ですが、その下の表形式になっている有給申請の明細情報にも使いますので次回で作りましょう」

 山田総経理は目をこすりながら、「最近、パソコンや携帯を長く見るせいか、目がかすむんですよね」

宇都宮「ニンジンは好きかですか?ビタミンAは目に良いんですよ」

山田「大好きですよ。サラダや煮物には欠かせないですね」

宇都宮「生のニンジンジュース飲んだことはありますか?」

山田「ないですねえ」

宇都宮「今度、買ってくるから飲んでみてください。フルーツ並みに甘くて驚きますよ!」

山田「ぜひ飲みたいです」

簡単に表形式に

宇都宮「続けますよ。表形式を作るには『テーブル』という設定を使うんです」

/date/2019/05/21/000_8C_2.jpgテーブル設定

山田「いやいや、難しそうですね」

宇都宮「そんなことはないです。表にしたいフィールドを並べたら、テーブルを設定するだけで、表形式になります」

山田「…」

宇都宮「考えるよりもやるほうが早いです。『登録日時』『休暇開始日時』『休暇終了日時』『種類』『有給時数』『其他時数』『理由』のフィールドを作って、1行に並べてみてください」

山田「こんな感じですか」

宇都宮「そうそう、その行の右に四角い印が出るでしょう。その設定から『この行をテーブルにする』を押して『保存』してみてください」

山田「おお、フィールドの名称部分が青くなりました。これが表形式ですか!」

宇都宮「できましたね」

山田「でも1行しかありませんが」

と不安気味な山田総経理。

宇都宮「入力をするときに行を増やすことができるんです」

山田「なるほどですね」

 山田総経理は十分理解していないようなので、もう一度表形式についてホワイトボードで説明しました。表形式は、見積書の明細行のように繰り返し入力するときにとても便利です。

 あらあら、もうこんな時間。目を移せば、窓の外の街灯がオレンジ色に煌々(こうこう)とともっています。
 

【kintone無料お試しの申し込み方法】
メールに「kintone無料お試し希望」と記入の上、宇都宮までお送りください。(t-utsunomiya@ys-consulting.com

宇都宮武則

宇都宮武則

コンサルタント

ITベンダーにてプロジェクトマネージャとして50社以上のシステム構築に携わり、IT企業の副総経理の経験もあります。 得意分野は、ITと流通・物流システムです。