コラム

記事番号:T00083756
2019年5月28日15:57

 山田総経理と宇都宮は簡単データベース「kintone(キントーン)」で、休暇申請をシステム化するための「休暇記録アプリ」を作成しています。

<登場人物>
ワイズシステム総経理 宇都宮武則

本コラムの筆者です。

台湾S電工 山田新一総経理
1978年千葉県生まれ、上場企業S電工の営業企画課長から2018年に台湾S電工の総経理として初めての海外駐在。好奇心旺盛で何にでも興味を持つが長続きしないらしい。2児のパパ、趣味は車で家族旅行。

/date/2019/05/28/000_9A_2.jpg残すは赤く囲んだフィールドだけに

 休暇記録アプリ作成は終盤を迎えており、残すは三つの計算フィールドだけです。

宇都宮「それでは最後に、フィールドの『総有給時間数』『有給時間合計』『有給残り時間数』を作りましょう。

 有給休暇の消化は時間数で計算しますので『総有給時間数』は計算式にします」

山田「総有給日数に8時間分を掛けるということですね。それでは、数値フィールドを選んでと…」

宇都宮「ちょっと待ってください。ここは、計算フィールドを使いましょう。計算をする専用のフィールドです」

山田「これですね。設定をクリックして計算式『総有給日数*8』を入れればいいのですね」

/date/2019/05/28/000_9B_2.jpg計算式の設定例1

宇都宮「そうです」

山田「『有給時間合計』も計算フィールドですね」

宇都宮「計算式に『SUM(有給時数)』と設定すれば、表形式にある有給時数を自動的に合計してくれます」

/date/2019/05/28/000_9C_2.jpg計算式の設定例2

山田「ということは、最後の『有給残り時間数』は、『計算式(総有給時間数-有給時間合計)』ですね」

 ふと携帯画面を見ると、居酒屋「ふじこ」の女将(おかみ)さんからチャットが届きました。今日のお薦めは端午節(旧暦5月5日)にちなんで台湾各地の粽子(ちまき)の食べ比べです。粽子は地域によって包む形や食材が異なります。

 山田総経理すぐに伝えようかと思いましたが、作業に集中しているので、終わってからにすることにしました。

山田「できた!」

宇都宮「では、次は有給休暇の残り時間が分かるように一覧表示を作りましょう。一人で作ってみますか?」

山田「おお、やらせてください」

宇都宮「じゃあ、10分したら声を掛けますね」

 宇都宮はその間に、ひそかに女将さんにチャットして2人分の席を確保したのでした。

山田「一覧表示ができましたよ。どうでしょう」

宇都宮「できてますね」

山田「やったー。終わった」

宇都宮「まだですよ。作ったアプリは考えていた通りに動作するか必ずテストしなければなりません。早速、アプリのテストをしましょう。入力画面から情報を入力してください」

 山田総経理は、休暇記録アプリに社員情報を入力し始めました。

/date/2019/05/28/000_9D_2.jpg入力画面にテスト用の情報を入力します

宇都宮「明細行に休暇申請を入力したら、有給休暇の残時間が正しく計算されているか確かめてください。明細は1行だけではなく、数行入力しないと合計されているかどうか確認できません」

 山田総経理は入力をしながら「そうだよなあ、テストは大事だよなあ」と感心していました。

/date/2019/05/28/000_9E_2.jpg入力画面に入力した通り、一覧画面に表示されました

宇都宮「どれどれ、大丈夫なようですね」

 山田総経理は頰が緩んだと同時に、腹減ったの一言を発しました。

宇都宮「そう言うと思って、ふじこを予約してありますよ」

 すると山田総経理は、あっと言う間に片付けて、帰り支度を済ませました。

 

【kintone無料お試しの申し込み方法】
 メールに「kintone無料お試し希望」と記入の上、宇都宮までお送りください。
t-utsunomiya@ys-consulting.com

宇都宮武則

宇都宮武則

コンサルタント

ITベンダーにてプロジェクトマネージャとして50社以上のシステム構築に携わり、IT企業の副総経理の経験もあります。 得意分野は、ITと流通・物流システムです。