コラム

記事番号:T00083512
2019年5月14日15:48

<登場人物>

ワイズシステム総経理 宇都宮武則
本コラムの筆者です。

台湾S電工 山田新一総経理
78年千葉県生まれ、上場企業S電工の営業企画課長から18年に台湾S電工の総経理として初めての海外駐在。好奇心旺盛で何にでも興味を持つが長続きしないらしい。2児のパパ、趣味は車で家族旅行。

 

まず完成予想図をイメージ

 前回は業務アプリを作成する順序1、2を決めました。

1.休暇記録アプリを作成

 ただし休暇申請は当面、今まで通り紙の休暇申請票を使います。管理部に休暇申請票が届いたら休暇記録アプリに入力して休暇の履歴や残日数を管理します。

2.休暇申請アプリを作成

 次のステップで、紙の休暇申請票を廃止して、休暇申請アプリによる電子承認とします。管理部は、休暇申請を休暇記録アプリに取り込んで管理します。

 休暇アプリを作るために台湾S電工に出向き、会議室で待っていると、いつものようにお茶が運ばれてきました。

宇都宮「今日はどんなお茶ですか?」

台湾S電工社員「中部にある梨山の冬茶です」

 梨山の冬茶といえば、10月に収穫される有名な高山茶の一つです。

宇都宮「透き通る淡い黄金色と新緑の香り、熟成の浅いマイルドタイプだな」

 そこに山田総経理が姿を見せ、「そのお茶、いかがですか?」

宇都宮「いいですね。この表面の輝きといい、まるで茶畑にいるような香りといい」

山田「そうでしょう。山中の茶畑の販売店で見つけたんですよ。40代の主人なんだけど、茶の研究に余念がないって感じましたね。5~6種類試してみて、これが一番気に入りました」

 台湾S電工のお茶は、山田総経理が各地を旅行した際に買ってきたもの。業務用の1台斤(600グラム)500台湾元(約1,800円)程度の安いお茶とは格段に違います。

宇都宮「さあ、始めましょうか」

 そう言うと、いつものように窓際のホワイトボードに向かい山田総経理と会話しながら完成予想図を描き始めました。

/date/2019/05/14/000_7A_2.jpg休暇記録アプリの完成図

山田「前回よりかなり難しくなっていませんか?私にも作れるのでしょうか?」

宇都宮「大丈夫です。一覧表示では、有給休暇の残り時間数が見えた方がいいですね」。一覧表示をホワイトボードに付け加えました。

/date/2019/05/14/000_7B_2.jpg一覧表示の完成図

社員マスタを活用

山田「では、アプリの『はじめから作成』をクリック…と」

宇都宮「『002休暇記録1』と命名したら、項目を並べてください」

山田「えーと、左からフィールドを選んで右の真っ白なフォーム上へドラッグ&ドロップするんでしたね」

宇都宮「はい。お願いします」

山田「年度はドロップダウンにして、社員番号は文字列を使うんですよね」

宇都宮「社員番号と社員名のところなんですが、いちいち入力するのは面倒ですよね」

山田「そうか、分かった!ここで社員マスタを使うんですね!」と得意げな表情の山田総経理。

宇都宮「その通りです。そのための社員マスタですからね」

山田「では、どうすればいいのですか?」

宇都宮「別のアプリの項目を引用するときは、『ルックアップ』というフィールドを使います」

 お茶のお代わりがポットごと用意され、茶わんに注がれました。窓の外を見れば、いつの間にか日が暮れて、街灯がぼんやり、ともり始めています。夕暮れのバイクの群れが動き始める時間でした。

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宇都宮武則

宇都宮武則

コンサルタント

ITベンダーにてプロジェクトマネージャとして50社以上のシステム構築に携わり、IT企業の副総経理の経験もあります。 得意分野は、ITと流通・物流システムです。