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コラム「実食!ぐるぽ」では、皆さんに台北のおいしいお店情報をお届けします。ぜひ行ってみてくださいね。
実食!ぐるぽ
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隠れ家的な小料理店
台北都市交通システム(MRT)の中山駅と善導寺駅より徒歩10分。路地から見える暖簾(のれん)をくぐれば、そこは隠れ家的な小料理店「花きっか」です。
1階はカウンター席、2階は靴を脱いでくつろげる個席となっていて、さまざま使い方ができます。単品料理は日替わりで、毎回季節のお料理がいただけるのが楽しみ。今回は季節が変わるたびに通いたくなる「花きっか」をご紹介します。
隠れ家的な小料理店「花きっか」
「おばんざい」とは?
おばんざいの店?家で食べられるのに、何でわざわざ外で食べるの?
京都の人に聞くと、「おばんざい」とは、もともと高級なものではなく、京都の一般家庭で作られる総菜、ご飯の「おかず」を指します。
そこで、懐石料理など高級な日本料理店のメニューを意識して、気の張らない庶民的な料理として「おばんざい」という名前を使う小料理店が出てきました。京ことばですから、京都以外ではおばんざいとは言いません。本来の「おかず」としての意味ではなく、京都の家庭料理風のメニューと考えた方がいいですね。だからちょっと高いのでしょう。
昔は結婚すると親と同居するのが普通でしたが、今は別居が普通で、母親から家庭料理を教わる機会が減っています。家庭の味が継承されないばかりか、夫妻共働きの家庭では、外食をしたり、スーパーマーケットの総菜、冷凍食品を使って料理をしたりするのが当たり前になってしまいました。そんな中、家で食べられない「家庭の味」を食べたいというニーズが高まっているとのこと。日系企業で働いているからこそ、知り得た情報でした。(笑)
日替わりのおばんざい
美人若女将の絶品おばんざい!
「花きっか」に行くと、カウンターには高級食材や旬の野菜が惜しげもなく使われたおばんざいが大皿盛りで並んでいます。そのどれもが、手間暇惜しまず、丁寧に仕上げられたもの。「これとこれください」という風に注文することができます。
美人若女将
美人若女将(わかおかみ)の見た目に引かれて、ついついたくさん頼んでしまったおばんざい。そのどれもが絶品でした。お酒も進み、大人の時間を楽しく過ごすことができました。美味と美酒には、やはり美女が欠かせません。
土鍋ご飯も大人気!
炊飯器で普通に炊くのもいいですが、土鍋を使ってご飯を炊くと、いつものお米がもっとおいしくなりませんか?その理由を聞くと、土鍋は金属製の鍋と比べて、温度がゆっくりと上がっていくためだそうです。
蜆の土鍋炊き込みご飯
土鍋で作った、今月の旬の蜆(シジミ)たっぷりの炊き込みご飯は、おかわりの手が止まらなくなるほどのおいしさでした。ご飯で季節を感じられるのは、まさに日本料理ならでは。食育にもなりますね。
吉家から生まれた花きっか
「花きっか」は、和食店が数多くある林森北路エリアで30年以上営業を続けていた「吉家」を、1年半前に大将の吉田直嗣さんの妹、吉田美雪さんが引き継いだことで生まれました。会員制でなく、気軽にお越しいただけます。
営業時間は午後6時~11時までで、定休日は土曜日です。
いろんなお料理を少しずつ食べたいときに使い勝手がよく、日本の方にも台湾の方にもオススメの場所「花きっか」。混雑状況は日によって変わるので、ぜひ予約をしてから訪れてみてくださいね!
冷(ひ)んやり玉子(たまご)豆腐
お酒の肴(さかな)に人気の紫蘇(しそ)昆布
『花きっか』
若女将が季節のおばんざいで小粋な『おもてなし』。日本酒、焼酎グラスからお一人さまでもお気軽に。
電話:0962-097-870
住所:台北市中山北路一段83巷38号
(Tango Hotel林森 真向かい)
営業時間:18:00~23:00
個室(10名)あり、予約可、日本語OK、現金のみ
※営業を終了しました。
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李佳容
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