ワイズコンサルティング・グループ

記事番号：T00086166

　コラム「実食！ぐるぽ」は、皆さんに贈る、台北のおいしいお店情報です。ぜひ行ってみてください。

実食！ぐるぽ
https://www.ys-consulting.com.tw/column/l/2187/

10月１日は日本酒の日

　10月１日は「日本酒の日」って知ってる？と親友に聞かれました。

　なぜ10月１日が「日本酒の日」なのでしょうか？インターネットで調べてみると、二つの説がありました。

　一つ目の説は、多くの蔵で酒造りが始まる時期だから。10月に入ると新米の収穫が始まり、各地の蔵が日本酒造りを始めます。

　日本酒業界では「酒造年度（ＢＹ）」という、一般的な年度とは異なる暦が採用されています。現在は７月から翌年６月までですが、従来は10月から翌年９月までが年度として定められていました。そう、10月１日は日本酒にとっての１年の始まりだったのです。

安和路にある和風建築の居酒屋です

　もう一つの説は、十二支の干支（えと）が関係しています。干支はそれぞれの月にも当てはめられており、10月は「酉（とり）」です。「酉」という漢字はもともと酒壺（さけつぼ）を表した象形文字で、酒壺や酒を意味していました。

　こうした理由から、10月１日が「日本酒の日」として制定されました。

　という訳で、豊富な種類の日本酒をそろえている「狸小路」をご紹介いたします。

日本酒50種類以上をそろえており、日本酒への愛情が感じられます

50種以上の日本酒

　日本酒の魅力は、なんといってもどんな料理とも相性が良く、他のお酒に比べて飲用温度の幅が広いことです。さらに、原料や製法の違いによってさまざまな味わいに変化し、実に多くの種類がある点も魅力です。

日本酒は300ミリリットル500元から、720ミリリットル2,000元から、1.8リットル2,600元から

　しかしその種類の多さが、日本酒を選ぶ際のネックになっているという方もいるのではないでしょうか。選択に迷ったら、昼間は日本酒の会社に勤めている、スタッフの徐鈺侖さんに相談してみましょう。

和食とお酒の相乗効果

　「温泉空芯菜」って何ですか？と店員さんに質問すると、宜蘭県・礁渓特産の水耕栽培の空芯菜の別称と教えてくれました。礁渓は水質が良いため、空芯菜は太くてきれいに育ち、すごくおいしそうとのこと。食べてみたら新鮮でシャキシャキしていて、普段食べる空芯菜と全然違いました。

温泉空芯菜炒め180元

　居酒屋での定番といえば、焼き魚です。店員さんに本日のお薦めを尋ねたら、焼き魚の王様「ノドグロ」があるよ、今日のは大きいので１匹1,600台湾元（約5,500円）とのご回答。せっかくなのでおいしくいただきました。

絶品！ノドグロの塩焼き1,600元

　実はこの「狸小路」は、台北で食べられる大阪風焼きうどんの人気ランキングにも入っています。このメニュー目当てに訪れるお客さまも多いそうです。

大阪風焼きうどん240元

雰囲気も楽しい！

　日本人の皆さんであればご存じかもしれませんが、「狸小路」は札幌市中央区の地名の通称です。現地の雰囲気が大好きな若者たちが、台北で15年前に店を始め、今に至っています。

　退勤後、友達と一杯飲んで、日本料理を楽しめるいいお店です。きれいな女性客が多く、オーナーの徐国勝さんが幅広くビジネスをしているせいか、芸能人もよく来ます。

　夜になればなるほどにぎやかになります。楽しい雰囲気に引き込まれて、つい何杯も飲んでしまいます。

●居酒屋　狸小路
電話：02−8732−8555
住所：台北市大安区安和路二段93号（ＭＲＴ信義安和駅）
営業時間：18:00～１:00

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