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第154回 kintoneなら人事評価もラクラク!(4)/台湾


コラム 経営 作成日:2022年4月12日

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第154回 kintoneなら人事評価もラクラク!(4)/台湾

記事番号:T00101969

<登場人物>

ワイズシステム副総経理 宇都宮武則

本コラムの筆者です。

台湾S電工 山田新一総経理

1978年千葉県生まれ、上場企業S電工の営業企画課長から2018年に台湾S電工の総経理として初めての海外駐在。

A社 犬飼総経理

ドラッグストア向け日用品や日本の輸入雑貨の卸業。山田総経理の同郷の先輩。

 

 わが社はまだ小規模だけど、そろそろ人事評価を始めたいな…。「kintone(キントーン)人事評価システム」ならば、人事コンサルタントが厳選した3種類(一般職、リーダー職、管理・監督職)の評価表が付いておりますので、すぐに人事評価を始められます!

 

申請機能と自動集計機能付き

 人事評価システムの導入を考えている犬飼総経理に説明をしております。

犬飼:わが社で実際に導入することを想定して、いろいろと質問をさせてもらってもいいですかね?

 犬飼総経理は導入に際し、疑問に考えていることを質問しています。

山田:システム上で社員へ評価表が配布されるところから始まります。評価表が配布されたら自己評価です。(図A)

/date/2022/04/12/154A_2.jpg図A 自己評価

 山田総経理は評価運用の流れに合わせてデモを交えた説明をします。

山田:自己評価が終わったら「申請」ボタンを押して上司へ申請します。それ以降は、いわゆるワークフローに従ってあらかじめ設定しておいた課長、部長、最後に総経理へとkintoneが評価表を自動的に回覧してくれるというしくみです。

犬飼:なるほど。人事評価の運用で手間なところが2つあるとすると「上司への申請」と「評価結果の集計」だと考えています。

山田:はい、同意見です。

宇都宮:仮にエクセルとメールでの運用を思い浮かべてみましょう。

 次のような手順になります。

(1)人事担当者が社員ごとに評価表のエクセルをコピーして、社員名や評価者を記入します。

(2)それをメールに添付して各社員へ1人ずつ送ります。

(3)社員はメールで受け取った評価表のエクセルをダウンロードします。

(4)評価表のエクセルに自己評価を記入します。

(5)記入が済んだら、メールに添付して課長へ送ります。

(6)課長は部下たちのメールから評価表のエクセルをダウンロードします。

(7)評価表のエクセルに一次評価を記入します。

(8)記入が済んだら、メールに添付して部長へ送ります。

(9)以下、部長→総経理へメールで回覧されます。

(10)総経理の評価記入が済んだら、メールに添付して人事担当へ送ります。

山田:これをkintone人事評価システムの運用と見比べてみましょう。

 モニター画面に比較を映し出しました。(図B)

/date/2022/04/12/154B_2.jpg図B エクセル運用との比較

犬飼:なんと、スッキリすること。

山田:申請先の送付間違いはなくなりますし、進捗(しんちょく)の把握も社員へ聞き回る必要がなくなります。

犬飼:それでも集計には手間がかかるのではありませんか?

山田:そこもラクラク手間なしです。点数は自動集計されますし、ABCランク付けも自動です。

犬飼:それは、本当に手間がかからないですね。

 山田総経理は集計結果をお見せしました。(図C)

/date/2022/04/12/154C_2.jpg図C 集計結果

犬飼:いやいや、もっと大変かと思っていましたが、これならば明日からでも使えます。

山田:わが社は20数人規模ですので、この人事評価システムが良い感じです。将来4~50人規模になったときには、人事評価に限らず、資格制度、給与制度、育成制度をつなげた総合的な人事制度を構築するつもりです。

犬飼:山田さんの言う通り、ほんとうに手間がかからずラクラクですな~。

山田:ラクラクですよ~。

 3人は大笑いしました。

 

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宇都宮武則

宇都宮武則

ワイズコンサルティング社システム室長兼ワイズシステム社チーフシステムエンジニア

 前職ではIT企業の副総経理を努め、50社以上のシステム構築に携わる。2015年よりワイズコンサルティングに入社し、社内ではITに関するドラえもんと呼ばれている。クライアントのIT課題に豊富な経験を活かしたソリューションを提案している。SAP HANA導入コンサルから、リーズナブルなシステム化までクライアントの要望に対応が可能。(言語)日本語◎・中国語△

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