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第21話 DXで生活面はどう変わったのでしょうか?(1)/台湾


コラム 経営 作成日:2023年8月8日

経営者が踏み出す”かんたんDX”

第21話 DXで生活面はどう変わったのでしょうか?(1)/台湾

記事番号:T00110422

第21話 【今回のご質問】

質問:DXで生活面はどう変わったのでしょうか?

回答:身近な生活面について考えましょう。今回はお金にまつわる話です。

このコラムは「DXを始めてみたい方」向けのやさしく現実的な内容です。

生活の中のDX

 身近な生活面でDXはどのように活かされているのでしょうか?普段生活していると既に当たり前になっており変化に気づけないことも多いです。探ってゆきましょう。

キャッシュレス

 普段使っているキャッシレス決済、その歴史は1950年に遡ります。クレジットカード誕生(例:JCB、VISA…)により現金を持ち歩く必要がなくなり決済が安全かつ便利になりました。

 1990年代には電子マネーが誕生。予めお金をカードの中に蓄えるプリペイド方式(Suica、ICOCA、PASMO…)が主流となり鉄道やバスのほか、コンビニなどでも普及が進みました。

 2000年代にはApple PayやGoogle Payによるスマートフォン決済が誕生。今では多くの「◯◯Pay」があり、スマートフォン1つで電車に乗ったり店で買い物できます。

 様々な電子マネーの普及により、キャッシュレス社会が進化しています。同時に銀行の統廃合にも影響を与えました。例えば楽天銀行のような実店舗を持たないネット銀行が誕生しました。

 電子マネーには、現金を持たず買い物ができる。ポイントが貯まる。支払い履歴が残る。メリットがありますが、反面セキュリティトラブルに巻き込まれるデメリットもあります。

電子マネー

 電子マネーの普及は新たなビジネスモデルを登場させました。

1.利用者に対してポイント還元やキャッシュバックなどの特典を提供することで利用を促進します。これらは利用者が繰り返し利用する動機づけになります。

2.電子マネーサービスの提供会社の主な収益は加盟店からの手数料収入です。普及が進むほど収益が増えます。

3.収益源は他にもあります。会員向けのショッピングモール(WEB上の仮想空間)を開設して店舗を誘致するなど。

4.電子マネーを使うと消費者のビッグデータが蓄積されますので、それらのデータを使った消費行動分析などを企業へ有償で提供するビジネスもあります。

 このように便利な電子決済ですが、アカウントの管理には十分お気をつけください。

 

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宇都宮武則

宇都宮武則

ワイズコンサルティング社システム室長兼ワイズシステム社チーフシステムエンジニア

 前職ではIT企業の副総経理を努め、50社以上のシステム構築に携わる。2015年よりワイズコンサルティングに入社し、社内ではITに関するドラえもんと呼ばれている。クライアントのIT課題に豊富な経験を活かしたソリューションを提案している。SAP HANA導入コンサルから、リーズナブルなシステム化までクライアントの要望に対応が可能。(言語)日本語◎・中国語△

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