第103話　初めてのDXをkintoneで始めてみましょう。16回目「kintoneを活用したサービス（3）」／台湾

コラム経営作成日：2025年4月1日

経営者が踏み出す”かんたんDX”

第103話　初めてのDXをkintoneで始めてみましょう。16回目「kintoneを活用したサービス（3）」／台湾

記事番号：T00120896

■管理業務委託サービス

　台湾にて再会を果たした元大学野球部の先輩と後輩、美味しい地鶏料理に食は進み5杯目のハイボールです。

　当時の自称「黄金バッテリー」、2023年赴任されたT科技公司の東総経理は「いつでも全力投球」なピッチャー、今年3月の法人設立と合わせて赴任された台湾E公司の西村総経理は「とにかくフルスイング」なキャッチャーでした。

西村「先輩が実際に管理業務委託サービスをお使いになられてどうでしたか？」

　先輩にあたる東は管理業務委託を”とても良くできたサービス”だと評価して3つの特長を話しました。

管理業務委託

https://www.ys-consulting.com.tw/service/delegation/index.html

1．日本語も中国語にも対応できる

東「日本語でも中国語でも受け付けてもらえるので助かったよ。用意されているシステムも2か国語対応でした。当然、自国語でやりとり出来るのは便利です」

2．專門知識が豊富で安心できる

東「同様なサービスが会計事務所などでも提供されていますが、私の知る限り專門分野には丁寧に対応してくれても、専門外は曖昧な対応となることもあります。その点、このサービスは様々な分野の専門家が控えていて、どのような事でも誠実に対応してくれました」

3．情報システム化されている

東「管理業務に必要なシステム、例えば打刻や社内申請などが付属しています。それらは外出先からスマホで利用できてとても重宝しました。もう元の手作業には戻れないですわ」

西村「あらら、うちにピッタリではないですか。ついでに給与計算もお願いしたいな」とつぶやきました。

■kintoneにお任せ

　管理業務委託サービスにはkintoneキントーン）が付属しています。お客様と弊社をクラウドで結んで効率的に業務を遂行します。

　例えば、エクセルに記入していた出退勤時刻はスマホから打刻できるようになり、紙による休暇や費用などの社内申請書は電子化され、外出時の白板書きは電子スケジュール表になります。

　クラウド化されることでパーパーレスやサインレスが進み外出先でも決裁や情報伝達がスムーズにおこなえます。

東「西村さん、ちゃんと聞いとる？」

　西村総経理はハイボールと地鶏のモツ炭火串焼きを交互に口に運びながら「ちゃんと聞いてますよ先輩」と返します。2人とも酔が回っていらっしゃる。

東「育児休職のスタッフが復帰して業務委託は終了しましたが、付属のシステムは委託終了後の今でも引き続き使っています」

西村「先輩、ご紹介ありがとうございます。これ使います。事務処理さえ片付けば営業活動にガンガン突き進めます！」

東「仕事もフルスイングだね～」

　2人の笑い声は店中に響きました。

●詳しくはこちらをご覧ください。

https://www.ys-consulting.com.tw/service/it/kintone.html

宇都宮武則

ワイズコンサルティング社システム室長兼ワイズシステム社チーフシステムエンジニア

　前職ではIT企業の副総経理を努め、50社以上のシステム構築に携わる。2015年よりワイズコンサルティングに入社し、社内ではITに関するドラえもんと呼ばれている。クライアントのIT課題に豊富な経験を活かしたソリューションを提案している。SAP HANA導入コンサルから、リーズナブルなシステム化までクライアントの要望に対応が可能。（言語）日本語◎・中国語△

ワイズコンサルティング・グループ