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第30回 年末年始の過ごし方


コラム マーケティング 台湾事情 作成日:2013年12月17日

台湾人研究所

第30回 年末年始の過ごし方

記事番号:T00047625

 「5・4・3・2・1〜ハッピー・ニュー・イヤー!」。年末年始まであと少しですね。皆さん、年越しはどのように過ごしますか?台湾では、伝統的に旧正月(春節)を重視していますが、近年日本や他の国々のように12月31日の年越しイベントも盛大に行われるようになりました。台北都市交通システム(MRT)を利用して年越しイベントに参加する方はここ14年で4万人から85万人へと20倍以上に増加しています。

年越しは家族と

 さて、年越しを一緒に過ごす人は決まっていますか?インターネットで市場調査を行う「104市調センター」の調査によると「家族と過ごす」と回答した人が42.3%と最も多く、次いで▽恋人、18.3%▽未定、16.4%▽友達、9.9%▽1人、9.5%──と続きました。「残業で仕方なく同僚と過ごす」という人も3.6%に上りました。家で家族と鍋料理でも食べながら、テレビでカウントダウンの花火のライブ映像を見るという方も多いでしょうね。

 さて、恋人や友達と年越しを過ごす場合の定番と言えば、花火と年越しイベントではないでしょうか。

 世界的にも有名な台北101のカウントダウン花火は、今年は10週年を記念して過去最長の218秒間行われる予定で、例年以上に盛り上がることでしょう。また、雲林県の遊園地「剣湖山世界」では花火を600秒間打ち上げます。高雄市の義大世界(E-DAワールド)も実施します。

 また、台湾全土計16県市で年越しイベントを開催します。野外ライブで人気歌手や芸能人が登場して盛り上がります。各地のイベントに関する情報は、アンドロイド版アプリ「2014跨年小幫手」でも得られます。会場までの行き方検索サービスも利用でき便利です。

元日は国旗掲揚も

 台湾は年越しのカウントダウン花火は有名ですが、元日には何をするの?と思われる方も多いことでしょう。日本同様、初日の出を見に行く人もいます。今年は午前6時33分ごろ、台東県沖の離島・蘭嶼で台湾最初の初日の出を拝め、台湾本土では2分後に鵝鑾鼻(屏東県)、三仙台(台東県)で日の出を迎えます。

 台湾らしさを味わうには「元日の国旗掲揚式」がお勧めです。台北市の総統府前広場で行われ、午前4時過ぎから入場でき、カウントダウンの花火が終わるとそのまま移動してくる人も多いです。軍隊の行進や演奏などもあり、午前6時半ごろから中華民国の国旗掲揚が始まり新年を祝います。来場者にミニサイズの国旗が配られる他、国旗がデザインされたマフラー(180台湾元)が毎年販売され、身に付ける方もたくさんいます。

 今年は年末年始といっても、台湾では元日だけがお休み。日本のようにゆっくりできないかもしれませんが、台湾ならではの年末年始を皆さんもぜひお過ごしください。

 今年も1年お世話になりました。来年もよろしくお願いたします。 

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