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上司を悩ます台湾五大民族


コラム 台湾事情 作成日:2007年3月1日

台湾ビジネス情報局 台湾情報

上司を悩ます台湾五大民族

記事番号:T00000852


第1族:芭樂族(グァバ族)

頭が固く、頑固で柔軟性がない五年生(民国50年代生まれ)。

入社から10数年経っても、従来の職位で、同じ業務ばかり行っている。

どんな簡単な手順も彼らに掛かれば、複雑化されてしまい、どの様な事でもマニュアルが必要。

最も苦手な物は新しい技術や、新しいアプリケーションソフト。

最も恐れているのは「リストラ」と「組織改革」。


第2族:飛特族(フリーター族)

お気楽な仕事をしながら自由な生活スタイルを好む新しい傾向の世代。

学業卒業後、正社員に就く事を好まず、アルバイトで職を転々とする。

将来の夢の為、アルバイトでお金を稼ぎ、戦々恐々とした職場への就職を恐れ、また仕事に縛られることを嫌う。

就業後、1~2ヶ月で職場を去っていく為、長期的発展が見込めない。


第3族:草莓族(イチゴ族)

ちょっと当たると黒くなり、簡単につぶれてしまう、プレッシャーを受け止められない「過保護に育てられた」若い世代。

職場の苦労や辛さに堪えられず、一日中「給料が多く、仕事が少なく、家に近い」仕事を模索し、簡単に出世することを考えている。

勤務の半分をおしゃべりに費やし、会議では会社の福利について不満をもらし、残業が必要な時には言い訳して帰ってしまう。

同情を誘う言い訳で休暇を申請し、言い訳が底をつけば「辞職」を選択。


第4族:手機族(携帯族)

勤務中、彼らを見れば「電話」ではなく「携帯メール」をしている。

六割以上の経営者は、社員の就業中における携帯電話使用を不満に思っている。

それら電話の内容は業務関連ではなく、殆ど私用電話である。

 勤務時間中、コンピュータで、方や携帯で業務に関係のない話に花を咲かせ、突然大声で笑い出して職場全体を驚かしても、気にもかけない。

会議中は参加しているフリをしつつ、その目は常に「携帯」に向けられている。


第5族:跳蚤族(ノミ族)

「更なる好機を永続的に探し続ける」のが特徴。

彼らにとって転職はジーンズを履き替えるが如く、履歴書の職歴はぎっしり三枚に渡っても書ききれない。

最も好きな事は「転職する度の昇給」、最も関心があるのは「転職ごとの昇格」。

「勤続賞」の意味は理解出来ないが、業界の動向は最も理解している。

多くのノミ族の学歴は一流名門校出身、優秀な面接スキル、人々を賞賛させる表現力、弁舌を備え、一見非の打ち所がない。

彼らが同企業に留まる期間は長くない為、その真の能力を理解するものはいない… 


ワイズコンサルティング 吉本康志

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