記事番号:T00000896
●日本人駐在員の現地支給額は幾ら?
弊社で100名の日本人台湾駐在員の方にご協力を得て「日本人駐在員の現地給与調査」を実施しました。
ご協力頂いた皆様にはこの場をお借りして、お礼を申し上げます。
さて、調査の内訳ですが、 経営職32名、 管理職38名、 技術職30名の方に「台湾現地で支給を受けている給与総額」をお聞き致しました。
この金額には「日本で受け取る給与」「台湾における住宅手当」「日本人学校の学費」等の会社が直接払う福利厚生については含まれておりません。
この調査を集計してみると、各職種の平均月収は以下の通りでした。
経営職 154,765元
管理職 142,382元
技術職 112,339元
当然ですが、経営職が一番多く、技術職が一番少ない結果となっています。
私個人としては、日系企業の管理職および技術職の方々は「こんなに貰っていないのでは?」というイメージがありましたが、結構貰っているようで、驚いております。
●20万元以上貰っている方は?
ちなみに、20万元以上貰っている方は、
経営職:6名/32名
管理職:5名/38名
技術職:2名/30名
でしたので、多くの方は10万元以上20万元以下のレンジに入ります。
●実はこんなに貰っている方も…
また、各職種の最小値及び最大値は以下の通りでした。
経営職:(最小値)50,000元 (最大値)350,000元
管理職:(最小値)40,000元 (最大値)350,000元
技術職:(最小値)45,000元 (最大値)240,000元
最小値の方々は、日本で支給される割合が多く、最大値の方は日本での支給がほとんどないのではないかと予想できます。
経営職と管理職の方々の最大値は350,000元となっていますが、日本円に換算すると、約1,225,000円となります。
もし、この方々が日本でも支給を受けているとしたら…
羨ましい限りです。
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