記事番号:T00088502
<登場人物>
ワイズシステム総経理 宇都宮武則
本コラムの筆者。東京理科大卒、IT企業の取締役を経て2015年に入社。
台湾S電工 山田新一総経理
1978年千葉県生まれ、上場企業S電工の営業企画課長から18年に台湾S電工の総経理として初めての海外駐在。好奇心旺盛で何にでも興味を持つが長続きしないらしい。2児のパパ、趣味は車で家族旅行。
定期保守をリマインド
納品後の製品の保守メンテナンスサービス履歴を記録する「保守メンテナンス情報アプリ」(図A)ができました。
図A 保守メンテナンス情報アプリ
宇都宮:以前リマインダーという通知機能を紹介したことがありましたよね。
山田:えーと、指定した日になるとサイボウズのkintone(キントーン)のポータル画面に通知されるという機能でしたっけ?
宇都宮:そうです。それがリマインダーです。
山田:それは定期保守の通知に利用できますね。例えば自動搬送機のJH2020は3カ月ごとに保守の訪問をしますので、それを担当者に1週間前にリマインドできます。
宇都宮:では、保守メンテナンス情報アプリに追加してみましょうか?
山田:「次回定期保守日」の項目に、日付フィールドを使えばよいのですね。
次回定期保守日が追加されました。
宇都宮:次にリマインダーの設定をします。「設定」のタブをクリックしてください。その中の「通知」メニューに「リマインダーの条件通知」があります(図B)。
図B リマインダーの場所
山田:これですね。図Cの画面が開きました。
図C リマインダーの設定
宇都宮:それでは設定を行いましょう。通知のタイミングからです。
山田:「通知のタイミング」は7日前の午前9時にします。「通知内容」にメッセージを書きました。「通知先」は保守情報を登録した本人ですね。
もう一度図Aをご覧ください。今回の定期保守を登録した際に、次回定期保守日「2020年4月7日」を入力しておきます。そうしますと、1週間前の3月31日の9時に作成者の元に通知が送られます。
図Dのようにkintoneのポータル画面に通知されます。
図D リマインダーの通知
山田:これで3個のアプリが全て完成ですね。
山田総経理は両手を上に伸ばして「できたあ」と叫びました。
宇都宮:いえいえ、まだ終わっていません。一つ大事なことを忘れていませんか?図Eのアプリ構成図をもう一度確認しましょう。
図E アプリ構成図
山田:そうだそうだ、顧客管理アプリから納品情報と保守情報を見えるようにしないといけません。
山田総経理はそう言いながら時計に目をやり、
山田:おなかもすきましたし今日は切り上げて居酒屋「ふじこ」に行きましょう。今日のお薦めは梅干菜の豚バラ煮込み(梅干菜扣肉)ですって、食べないわけにはいかないでしょう。
私は苦笑いをしました。
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宇都宮武則
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