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今年のヒット曲は韓国から
いよいよ忘年会の季節ですね。今回は今年の忘年会でおススめの曲をご紹介します。皆さまの会社でも恐らく余興としてこの２曲のどちらかが登場するでしょう。
今年の人気ソングと言えば、間違いなくこの２曲です。１曲目は韓国の人気男性グループSuper Junior（スーパージュニア）の『SORRY，SORRY』、もう１曲はこちらも韓国の人気女性グループWonder Girls（ワンダーガールズ）の『Nobody』。
替え歌ビデオから火がついた
まず、スーパージュニアから紹介しましょう。こちらは13人の若い男性で構成された韓国の歌手グループで、歌だけでなくメンバーそれぞれモデル、ＤＪ、俳優など幅広い活動を繰り広げているマルチグループです。彼らはルックスが良くて、歌もダンスもうまいので（日本の例で言えばジャニーズ系のような存在）、2005年に韓国でデビューしてすぐに人気を集めました。今年の３月に発表された新曲『SORRY，SORRY』で、韓国だけでなく、日本、台湾、香港、中国などにも人気が広がりました。韓国語の歌ですが、英語の歌詞が混ざっているので覚えやすいです。さらにミュージックビデオで披露された独特なダンスが人気の秘密だと言われています。
このグループは台湾に進出したばかりのころはそれほど人気はありませんでしたが、『SORRY，SORRY』で一気に知名度が上がりました。それはある台湾の大学生が歌詞を変えて「海賊版」ビデオを撮影し、インターネットで公開したことがきっかけとなったそうです。思わず笑ってしまう踊り方と歌詞がすぐにネットに広がりました。
また、メロディーが明るくてパーティーなどの雰囲気を盛り上げるのにぴったりなため、ビデオが公開されてからよく余興として利用されています。今年の台湾金曲賞（行政院新聞局主催の音楽賞。「台湾のグラミー賞」とも呼ばれる）でも、司会者が『SORRY，SORRY』を歌ったり、踊ったりする光景が見られました。
「売れる」要素を押さえて大ヒット
もう一曲は韓国の代表的女性グループ、ワンダーガールズの『Nobody』です。ワンダーガールズは５人の若い女性で構成され、５人とも背の高いスレンダー美人です。メンバーそれぞれの異なる個性と多彩な魅力に、独特の音楽とキュートなダンスで韓国だけでなく各国で注目を集めています。中でも、最近発表された新曲の『Nobody』はシンプルなメロディーと一度聞けば忘れられないインパクトの強いリフレインなど、「売れる」要素をすべて押さえていたためか大ヒットとなりました。
極端な言い方ですが、台湾でこの２曲のどちらかを踊れない人はいないと言われています（私の１歳の姪っ子まで踊れるから恐ろしい...）。台湾では学校の体操をその２曲のどちらかに変えたところもあります。またタイでは刑務所の体操に採用されたそうです。まだこの２曲を聞いた、見たことのない方は今年の忘年会を期待しましょう。きっと誰かが披露してくれるでしょう。
◎YouTubeでご覧になる方はこちらから～
『SORRY，SORRY』 ↓
http://www.youtube.com/watch?v=x6QA3m58DQw
『Nobody』↓
http://www.youtube.com/watch?v=qFjP-OJ7Bh4&feature=related
ワイズコンサルティング 陳逸如
