第16回 台湾OLの66%は「干物女」


コラム 台湾事情 作成日:2007年12月7日

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第16回 台湾OLの66%は「干物女」

記事番号:T00004221

 
 日本語に影響を受けて作られた新語として、台湾では2年くらい前に「宅男」(オタク)という言葉が出現し、さらに最近では、「干物女」という言葉が流行しており、特にOLの間で話題になっています。

 「干物女」は、もともと日本の人気コミック 「ホタルノヒカリ」の主人公の生活ぶり(平日は毎日会社から帰ってマンガを読みながら一人手酌酒を飲み、休日は布団の中でうだうだ過ごすのが幸せという女性)を指した言葉だそうですが、現在では「恋愛を放棄していて、さまざまなことを面倒くさがり、いい加減に済ませてしまう若い女性」のことを指すようになっています。

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「ホタルノヒカリ」の中国語版、「小蛍的青春」。表紙は干物をくわえた主人公
(YSN)

  
 台湾でも、「干物女」的性質を持っているOLは少なくありません。1111人力銀行は台湾OLの「干物度」をチェックするため、自社のデータベースの中から20~40代の女性をサンプルとしてランダムに抽出し、アンケート調査を実施しました。
(調査期間11月10日~23日、有効回答1,319件)

 調査では、台湾のOLの中で自分が「干物女」だと考えている人は66.36%という結果となりました。自分が「干物女」だと思う理由を尋ねると、

「面倒くさいのが嫌い」  (50.35%)

「家にいる方が快適」   (36.27%)

「束縛されたくない」   (34.86%)

「怠け癖がついている」  (28.52%)

「経済的な余裕がない」  (22.54%)

「男性との付き合いが苦手」(19.37%)

という回答が上がりました。

 また、「干物女」になる外的要因として、「会社での人付き合いが難しい」「生活や仕事からのストレスが大きい」「離婚率が高い」などが挙げられています。さらに、「干物女」の生活をどう感じているかと聞くと、52%の人が「楽しんで生活を送っている」と答え、82%の人が「現状を変えたくない、今のままでよい」と答えました。

女性多忙時代が生んだ新人類
 
 「干物女」は、女性が忙しい時代だからこそ生まれた新人類と言ってよいと思います。男女平等時代の現代女性は経済的に自立できるようになり、男性に頼らなくなっています。また、仕事から達成感や安定感が得られ、恋をしなくても寂しさを感じないため、恋愛を放棄し、自分1人が満足できるような生活が送れればそれでいいと思う人が増えてきたのではないかと思います。

 私は「干物女」のような生活を送っても全く構わないと思いますが、現代人は大抵ストレスをため込んでいますので、週末は1日中布団の中で過ごすより、ストレスの解消のために、ある程度の運動をし、ショッピングなど外へ出かけた方がよいのではないでしょうか。
 
 今年7月から日本テレビで、コミックを原作にしたドラマ「ホタルノヒカリ」が放送されました。下記は日本テレビのHPに掲載されている【干物度チェックシート】です。
 
□ 家に帰るとジャージ姿だ

□ 休日はノーメイク&ノーブラ

□ 「めんどくさい」「てきとー」「ま、いいか」が口癖

□ 酔っ払った翌朝、得体の知れないものが部屋にある

□ 脱毛は夏だけでOK

□ 忘れ物は靴を履いたままつま先立ちで部屋に上がって取りに行く

□ メールの返事は短い&遅い

□ テレビに向かって、ひとり突っ込みを入れることがある

□ 冷蔵庫にロクなものが入っていない

□ おなべから直接ラーメンを食べることがある

□ 部屋干した洗濯物は、畳む前に着てしまう

□ 最近ドキドキしたのは階段を駆け上がった時くらい

□ そういえば、1か月以上、仕事関係&家族以外の異性と10分以上しゃべっていない

□ 正直これを全部チェックするのがめんどくさかった

□ 正直質問にチェックを入れながらもたいして気にしていない自分がいるのに気付いた

http://www.ntv.co.jp/himono/check/index.html

ワイズコンサルティング 陳逸如

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