「営業の天才と愚才の物語」第3話 営業の天才の起業


2014年3月11日  コラム 経営

「営業の天才と愚才の物語」第3話 営業の天才の起業

記事番号:T00049067

●前回までのあらすじ

 同い年で営業の天才、国吉氏と営業の愚才、吉本は20年ぶりに再会した。前職で営業の師弟関係だったが、17年前にお互いコンサルティングファームを起業していた…

↓前回までの内容はコチラ(クリックで弊社Webページに飛びます)
第1話 営業の天才登場
第2話 営業の愚才の起業

●国吉氏の起業…

吉本:次は国吉さんの起業話を聞かせて下さいよ。

国吉:俺か…、起業1年目から売り上げは1億円あったし、苦労はしなかったな〜

吉本:へえ〜、世の中には起業して苦労しなかった人もいるのですね。

国吉:金には苦労したことがないし、社長がこんなにもうかるなら、もっと早くに辞めていればよかったと思ったくらいだよ(^0^)/

吉本:ハハハハ…(さすが営業の天才…)

国吉:でも、前いた会社のクライアントは全く引き抜かなかったよ。

吉本:私もですd(^_^o

国吉:そうそう、独立した同僚で自己紹介や経歴で「元●●●経営」と前の会社を売りにしている人は多いけど、俺は「大手コンサルティングファーム」としか紹介していないんだ。

吉本:私も同様です。もしかしたらコンサルティングファームから独立する場合は「前職の経歴を使わない」が「成功の鍵」かもしれませんね。

国吉:前の会社のブランドに頼るのは恥ずかしいよな。その後、副社長になったやつに出会ってから急成長が始まった。最終的には社員100人ほどのファームになったよ。

●会社売却

国吉:おととし、創業した会社を売却し、今は小規模でやってるよ。

吉本:会社を売却したのは知っていましたけど、なぜ自分の子供と同様の会社を売却したのですか?

国吉:一言で言うと、コンサルティングのレベルの低下だな。自分でコンサルティングをしている時は品質に自信を持てるけど、MBAホルダーや士業資格取得者、一流大学卒の人材を採用しても、品質が下がり続けて我慢できなくなったのさ。

吉本:営業の天才である国吉さんのまねは普通の人ではできないでしょう?

国吉:それは40才を過ぎてから自覚したけど、それまでは誰でも努力すればできると思っていたんだ。

吉本:国吉さんが営業の天才なのは20年前からみんな知っていましたよ。

国吉:自覚が無かったんだよ…(;^_^Aちょうど会社を高値で買い取ってくれるところがあったので売却し、1年間は競業禁止契約を守って遊んでいたんだ。

吉本:優雅なもんですね〜。

国吉:競業禁止期間が明けたので、今度は1人で自分で納得できるレベルのコンサルティングをしているわけさ。

吉本:でも、もったいなかったですね。

国吉:まあ、そうだけど、俺の経営者としての器は社員100人までと悟ったからな。

吉本:なるほど〜

国吉:今は1人で高価格で依頼してくれるクライアントだけを相手にコンサルティングしてるけど、2年後まで順番待ちの状態さ。それと本やDVDなどの不労所得もたくさんあるので以前の会社と変わらない所得は得ているよ。金持ちになるといろんなところからもうけ話が来るので、ますます金持ちになる仕組みさ。分かるだろ

吉本:ハハハ…、私はそこまで金持ちではないので…(;^_^A

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国吉:…ところで今回はなぜ20年ぶりに連絡をくれたの?

吉本:お願いがあってご連絡しました。場所を変えて話しませんか?

国吉:じゃあ、最上階のバーが静かなので、夜景を見ながら続きを話そうか。
 

吉本康志

吉本康志

Executive Consultant

日本の大手コンサルティングファームの駐在員として台湾駐在、1996年11月にワイズコンサルティングを設立。経営者としてコンサルタントとして男としてもまだまだ成長中。

台湾経営マニュアル営業の天才と愚才の物語

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