記事番号:T00085800
<登場人物>
ワイズシステム総経理 宇都宮武則
本コラムの筆者です。
台湾S電工 山田新一総経理
1978年千葉県生まれ、上場企業S電工の営業企画課長から2018年に台湾S電工の総経理として初めての海外駐在。好奇心旺盛で何にでも興味を持つが長続きしないらしい。2児のパパ、趣味は車で家族旅行。
サイトのデータベースにも
おなじみの台湾S電工の会議室、山田総経理と宇都宮は白いティーカップに注がれた褐色の紅茶をいただきながら、大型モニターに映し出された化学材料マッチングサイト「Alchemy(アルケミー)」(図A、https://alchemy.ys-consulting.com.tw)を見ています。
図A Alchemyのホーム画面
これまでは、社内業務で使えるサイボウズのkintone(キントーン)のアプリをご紹介して参りましたが、今回は少し違います。ウェブサイトに活用しているケースです。
山田「蜜のように甘く、それでいてフルーティーな香りですね」
宇都宮は手に取った茶筒を眺めながら「台湾蜜香紅茶ですね。名前は知っていましたが初めて飲みました」。
山田総経理は旅行に出掛けるたびに、各地のお茶を買ってきては飲み比べているのです。
山田「これがウーロン茶と同じ茶葉から作られたとは、想像もつきませんでした」
宇都宮「この台湾蜜香紅茶の解説を見てください。ウーロン茶と同じ品種の茶葉ですが、酸化酵素が強く働くと紅茶になるそうです」
山田「台湾でも紅茶を作っているとは知らず、お店で試飲したときに、どこからの輸入ですか?と聞いてしまいました」
宇都宮「あはははは」
山田総経理は「お茶請けにマドレーヌが欲しいですね」と言いながら、2杯目の紅茶をティーカップに注ぎました。
プログラムの負担軽減
2人はモニターに目を戻しました。
「Alchemy」とは、化学メーカーの持つ技術や製品と、それらを探している技術者をマッチングして、新しい分野への技術応用や新材料の開発といったビジネス機会を創造する、弊社ワイズが提供する新しいサービスです。(図B)
図B Alchemyの製品ページ
山田「ええ~と、分からないなあ。このウェブサイトのどこにkintoneが使われているのですか?」
宇都宮「ウェブサイトの裏側で情報管理のデータベースとして使われています」
山田「なぜkintoneを使うのですか?」
宇都宮「一般的にウェブサイトのデータベースといえば、MySQLなどを使います。その場合には、プログラム言語のJavaやSQLを使った開発が必要となり、専門家の協力が必要です。
一方、kintoneを使えば、ウェブサイトからのデータを格納する箇所だけプログラムを作成すればよいのです。kintoneに入ったデータはプログラムの知識がなくても、自分で表示画面を作ったりと、簡単に利用できます」
山田「なるほど、kintoneに取り込んでしまえば、思い通りにデータを使いこなせるということですね」
宇都宮「便利でしょう。では、実際にお見せしましょう」
山田総経理がうなずきました。
そこへ台湾S電工の秘書が来て、「頂き物で、紅茶に合うか分かりませんが」とお茶菓子を出してくれました。それは、マドレーヌならぬ蛋黄酥(アヒルの塩漬け卵入りまんじゅう)でした。中秋節(旧暦8月15日、今年は9月13日)に欠かせない中華菓子の一つです。
活用方法はアイデア次第
kintoneは、アイデア次第でさまざまなことに使えます。「こんなことできないかな?」と思い付いたことがございましたら、お知らせください。
【kintone無料お試しのお申し込み】
「kintone無料お試し希望」とご記入の上、お申し込みください。
チャットワーク: https://www.chatwork.com/ys-utsunomiya
メールアドレス: t-utsunomiya@ys-consulting.com
宇都宮武則
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
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