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第136回大会 えぇ?ウェッジが池ポチャ?/台湾


コラム 台湾事情 作成日:2021年5月13日

ワイズ杯ゴルフレポート

第136回大会 えぇ?ウェッジが池ポチャ?/台湾

記事番号:T00096090

 5月初旬というのに暑くなってきました。皆さまこんにちは。ワイズコンサルティング佐藤でございます。夏の始まりと言われる今年の端午節(旧暦5月5日、2021年6月14日)は6月半ば、本格的な夏はまだ先だというのに、暑さとの戦いを強いられ始めました。梅雨入りしたという話も聞いていますが、相変わらず空梅雨模様。水不足も心配です。平日は水不足解消の雨、週末はカラッとした青空が台湾ゴルファーのわがままな心模様ですね。

 さて、第136回大会は八里ゴルフ場(新北市)で初参加者3名を含む15名の参加での開催でございました。

八里ゴルフ場、15番ホール

 八里ゴルフ場は台湾海峡を望むアウトコースと林口の大地を背にするインコースに分かれています。インコースは適所に配置された池がプレッシャーを掛けてきます。ご紹介致しますのは、「苦手」という方が多い15番ミドルホールです。簡単なコースレイアウトです。およそ200ヤード先で左に直角に折れる、いわゆる左ドックレック(中国語では左狗頭=Zuǒ gǒutóu)コースです。

 通常のドックレックコースでは、曲がった先が見えないレイアウトが多いのですが、このホールは違います。ティーグラウンドよりコース全容がハッキリと見える、打ち下ろし左ドックレックです。正面、左へ曲がる200ヤード付近を超えた先はOBゾーン。右の山はやはりOB。そして足元から左奥にあるグリーンまでは池が配置されています。グリーンまでの直線距離はキャディさんいわく280~290ヤード。筆者は迷わずにUT(ユーティリティ)5番で正面曲がり角へ180ヤードを打っていきます。

/date/2021/05/13/20golf_2.jpg15番ホール T様ティーショット

 さて、筆者と同組のT様。飛ばし屋です。ティーグラウンドでは1人だけ違うクラブ(ドライバー)を手にしています。前組がまだグリーン上にいたので、ティーショットの順番も後回しにしました。そうです、この左ドックレックミドルホールで1オンを狙っているのです。力みのないスイングに弾かれたボールはグリーンに向かって伸びていきます。「オォォー、届けー」。惜しくもややショートしてしまいましたが、このホール、T様は楽々とバーディーを奪取。距離に自信のない筆者にはまねの出来ない、飛ばし屋ならではの圧倒的な攻略法を紹介させていただきました。

アプローチウェッジは必需品

 先に紹介しましたインコース15番ホール以外にも、ティーショットでドライバーが使えないミドルホールがございます。イン10番ホールです。ここもやや左ドックレックホールですが、ドライバーを使うことはキャディさんより封じられます。左に引っ掛けると11番ホールのティーグラウンドに直撃するからです。まずはUT5番で正面に落とします。コース自体の距離は短く、2打目の残りは池越え90ヤード。筆者は長年使ってきた愛用のアプローチウェッジ80%ショットでピタリの距離です。フルスイングせずに軽く振り抜きます。

 ショット後、手元の感触が過去に経験のない違和感です。「アレェー??」ボールはグリーンにナイスオンなのですが、クラブはグリップを残しシャフトより先がなんと池に向かって飛んでいきます。「あれ?抜けたぁ?」「えぇ?池ポチャ?」クラブのシャフトは池の真ん中へ。拾える場所ではありません。手元はグリップだけを握っています。同伴メンバーばかりかキャディさんも大笑い。

 このホールはパーで切り抜けはしたものの、残りホールをアプローチウェッジなしで乗り切らなければなりません。こんなこともあるのですね。冷静に考えれば、シャフトの飛んだ先に人がいなかったことが何よりの救いです。当面ゴルフはアプローチウェッジなしで過ごさざるを得ません。あぁ。

台湾卒業記念優勝!

 今大会優勝は間もなく台湾卒業のY社、石橋様です。卒業記念優勝コメントをご紹介させていただきます。

/date/2021/05/13/20golf2_2.jpg優勝の石橋様(左)と、ワイズ董事長の吉本(右)

 「八里ゴルフ場は海と山どちらも楽しめる景観が素晴らしいのですが、風が強いのが難点。ところが今回は風もなく、気持ちの良い天気。始まってみれば最近にない調子の良さ、後半に調子を崩した際には、同組のメンバーが私のスコアを気にして励ましてくれるなど、とても気持ちの良いゴルフを楽しませていただきました。その結果の優勝、感謝です。

 ワイズ杯は約半日という長い時間を、異業種駐在員の方々とご一緒することにより、仕事、楽しみ、悩みなどを共有できる、とても良い機会であると思います。来月末には日本帰任が決まっているので、次回が最後の参加になると思いますが、最後まで楽しみたいと思いますので、よろしくお願いします!」

 石橋様、優勝そして台湾卒業おめでとうございます。新天地でのご活躍をお祈り申し上げます。

 次回、第137回大会は5月15日(土)長庚ゴルフ場(桃園市)、第138回大会は6月19日(土)北投国華ゴルフ場(新北市)での開催です。ワイズニュース読者の皆さま、ご参加してみませんか?参加ご希望の方は、ワイズコンサルティング佐藤(sato@ys-consulting.com)までお問い合わせください。過去の大会情報はこちらでも確認できます。

ワイズ杯ゴルフレポート
https://www.ys-consulting.com.tw/column/l/63/

ワイズ杯ゴルフコンペ
第136回大会 八里ゴルフ場
2021年4月17日(土)
天候 晴
優勝  Y社 石橋様 ネット68
準優勝 M社 堤様  ネット71

佐藤豪紀

佐藤豪紀

ワイズコンサルティング社執行役員兼ワイズシステム社総経理

 前職では日本企業の副総経理として台湾駐在を経て2012年ワイズコンサルティングに入社。人事労務コンサルタントとして人事制度構築を中心に活躍中。駐在経営者として実践に基づいたコンサルティングに定評がある。特に人事面において高いコミュニケーション力を駆使し、クライアントの課題解決に最適なソリューションを提案している。(言語)日本語◎

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