第122回 会計システムへデータ連携する(2)/台湾


コラム 経営 作成日:2021年8月24日

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第122回 会計システムへデータ連携する(2)/台湾

記事番号:T00097956

<登場人物>
ワイズシステム副総経理 宇都宮武則

本コラムの筆者です。

台湾S電工 山田新一総経理
1978年千葉県生まれ、上場企業S電工の営業企画課長から2018年に台湾S電工の総経理として初めての海外駐在。2児のパパ、趣味は車で家族旅行。

 基幹システムやERP(統合基幹情報システム)では、まかない切れない日常業務の効率化をkintone(キントーン)が解決します。「どこから手を付けたらよいのだろう?」とお悩みでしたら一度ご相談ください。当コラムで紹介しましたアプリは無料でご提供いたします。

前回までのお話
https://www.ys-consulting.com.tw/column/l/2189/

データ書き出し

 山田総経理と宇都宮は里中董事長から決裁の完了した申請書データを会計システムへ渡したいとの要望を受けて、申請書アプリにデータ出力の機能改造を行うところです。

 対象となるのは「費用申請書、出張申請書」の2種類です。

 前回のアプリ納品時に会計システム側は外部からのデータが取り込めることは確認してきました。

 kintone(キントーン)からデータを取り出すやり方を簡単に説明いたします。申請書アプリには「一覧表示画面」があります。右上端の「…」をクリックすると「ファイルに書き出す」が現れます。(図A)

/date/2021/08/24/122A_2.jpg図A ファイルに書き出す

 ただし、この「ファイルに書き出す」はアプリ権限によって設定されており、権限のない方には表示されません。

 「ファイルに書き出す」を押します。次の画面から一覧表示されている項目をそのまま出力できるほか、出力する項目を自分で選ぶこともできます。最後に「書き出す」をクリックしてファイルを出力します。(図B)

/date/2021/08/24/122B_2.jpg図B 出力する項目を選択

 今回は申請者アプリから会計システムが指定するファイルレイアウトに合わせて出力するように申請者アプリ側を改造します。

山田:会計システムのファイルレイアウトを見せてください。

 宇都宮は会計システムに取り込めたファイルを開いて見せました。

山田:費用申請書アプリに足りない項目は…と。

 「勘定科目コード」など、いくつかの項目が足りませんでした。

山田:これら足りない項目は全て既定値を埋め込めば済みそうです。

宇都宮:それでは費用申請書アプリ上にそれらの項目を追加して初期値を入れておきましょう。

山田:そうします。

 山田総経理は、そう言うと足りなかった項目を追加し始めました。

 項目の追加が終わると出力用の一覧表示画面の作成に取り掛かりました。

山田:一覧表示ができましたので、ファイルに書き出してみます。

 これで費用申請書アプリから会計システムへ取り込める形でファイルが出力できました。(図C)

/date/2021/08/24/122C_2.jpg図C 他のシステムに取り込める形で出力

宇都宮:既にファイルに書き出した明細を重複して書き出さないように「出力完了」という項目も用意しておきましょう。

山田:それでは出力用の一覧表示画面の方では「出力完了していない」明細だけを表示するようにします。

 

 費用申請書アプリが完成しました。同様にして出張申請書アプリからも出力できるようにしました。

山田:出張申請書アプリも出来上がりました。

宇都宮:出張申請書アプリから出力したファイルのレイアウトを確認しましょう。

 会計システムのファイルレイアウトと相違ありませんでした。

山田:2つとも完成ですね。

 

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宇都宮武則

宇都宮武則

コンサルタント

ITベンダーにてプロジェクトマネージャとして50社以上のシステム構築に携わりました。ITに関わるお悩み事を幅広くサポートいたします。ワイズシステム副総経理。

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