台湾10年間の移り変わり(ビジネス編2)


2006年8月28日  コラム 台湾事情

台湾10年間の移り変わり(ビジネス編2)

記事番号:T00000113


● 意識の変化(サービスに対する意識1)

皆さん、台湾のサービスについてどう感じていらっしゃいますか?

私も含めて多くの方は「日本よりサービスレベルが低い」と感じていらっしゃると思います。

しかしながら、以下でご紹介する通り、10年前と比べると格段にサービスレベルは向上しています。

● 10年間で良く変わったサービス

・レストランで箸をお客さんに出す際、放り投げる様に出すことが無くなった。

・ 「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」の挨拶をするようになった。

・ クレームを言うと怒り出したり、適当な理由をつけてごまかそうとし、絶対にすみませんとは言わなかったのが、クレームを聞いて謝る様になった。

・ タクシーで行き先を告げても返事をしない、わざと遠回りをする事が少なくなり、「こんにちは」「ありがとう」と挨拶をする運転手が増えてきた。

等が思いつきます。

日本の良いサービスと比べるとまだまだの感もありますが、このペースでゆけば近い将来日本と同等のサービスレベルになるのではと淡い(?)期待を抱いております。

● 最近出会った良いサービス

最近、よく行くコンビニの小姐で素晴らしいサービスをする娘と出会いました。

その娘は大学生くらいの年齢で、けして美人或は可愛いという感じではないのですが、いつも誰にでも笑顔で接客してくれます。

体全体で「この仕事を楽しんでいる」と感じさせてくれるのです。

私のいつも買うタバコは言わなくても出してくれます。

私が新しく買う商品について「これはすごく美味しいのよ、絶対お勧め!」とか「これは値段の割に量が少ないわ」と自分で消費した時の感想を教えてくれます。

また私の興味のある分野の新製品が入った時には「●●に新商品がでましたよ。良かったら試して感想を教えて下さい。」と言われ、ついつい多く買ってしまいます。

新しいものを買わない時でも、「今日は元気がないですね」とか「今日の帽子は素敵ですね」等、必ずあいさつの他に気の効いた一言を付け加えてくれます。

しかも、話しながらでも仕事はテキパキとこなし、絶対に手を休めてお客さんを待たせる様な事はないのです。

彼女に会うとしかめっ面をして仕事をし、仕事が終わってからもしかめっ面がなかなか抜けない自分を恥ずかしく感じ、コンビニからの帰り道を笑顔の練習をしながら帰っています。
 
ワイズコンサルティング 吉本康志

台湾経営マニュアル台湾駐在員編

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