記事番号:T00122165
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■DXの3ステップ
白河総経理は台湾生ビールを片手にセミナーで習った知識を熱弁しています。
白河「先程の話はDXの入口に過ぎない。DX推進の3つのステップを知ってるかい?」
二人が首を左右に振るのを見て、お決まりの話を続けました。
1.デジタイゼーション
アナログデータをデジタルデータ化します。これは現状の業務フローを見直して、フローを部分的にデジタル化するイメージです。目的は業務効率化です。例えば、手書きや紙の業務をシステムに入力するなどのデジタル化です。
2.デジタライゼーション
特定の業務プロセス全般をデジタル化します。目的は新たな価値を生み出すことです。例えば、社内申請業務をデジタル化することでサインレスとなり、社外からでも決裁が出来るようになります。
3.デジタルトランスフォーメーション
組織を跨った社内全体の業務プロセスをデジタル化します。目的は競争力を高めるためにビジネスモデルや組織を変革させることです。例えば、デジタル技術を駆使したDMP(データマネジメントプラットフォーム)構築により新たなビジネスモデルを創出します。
発芝と中郡は運ばれてきたおかずとビールを交互に口に運びながら、得意げな白河の話に時折「うん、はい、なるほど」と相槌を入れていました。
■DXの事例
白河総経理が続いて紹介したのは、こちらも参加したセミナーで教わったDXの事例でした。(下記をご覧ください)
製造販売業(ダイキン工業株式会社)
https://www.daikin.co.jp/press/2024/20240528
化学工業(住友化学株式会社)
https://www.sumitomo-chem.co.jp/ir/event/files/docs/240312_4.pdf
小売業(マツキヨココカラ&カンパニー)
https://note.com/mdnext/n/nbf021f3cbc9f?after_purchase=true
発芝「これらは大手企業の戦略的な事例ですので、ぼくらの台湾拠点の規模では参考にならない」と思いました。
それは白河も承知の上で話を続けます。
白河「一般のセミナーは大企業事例がほとんどなので自分らの参考にはしにくい。そこで、こちらはどうかな」。
白河総経理は、経済産業省が進める「DX Selection」を紹介しました。それは、DX推進の活性化につなげていくことを目的に中小規模組織のDXのモデルケースとなるような優良事例を発掘選定して公表したものです。
DXセレクション
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/investment/dx-selection/dx-selection.html
白河「過去も含めたこれらの事例の中に気付きを与えてくれるヒントがあると思うよ」
中郡「勉強にはなりますが、私にできるかどうか」と顔を曇らせます。
すると発芝総経理が「中郡さん、そんなことはなさそうですよ」と言いました。
宇都宮武則
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