記事番号:T00128669
■グラフ化
部長から見積書アプリへの注文がありました。グラフを作ってほしいのです。アプリへ「受注予定月」を追加して、月別に顧客ごとの見積り金額を集計したグラフを見たいと言います。
kintone(キントーン)はグラフ作成機能を標準装備していますので、グラフ追加は30分程度で出来上がりました。
■最後の課題
残った課題は「④見積書提出後の管理」です。3人で少し議論しましたが、何をしたら良いのかわかりません。部長に尋ねることにしました。
キントーンへの要望を整理しますと。
1)納品書の発行:キントーン上の見積書明細を使って納品書を出力します。
2)請求書の発行:キントーンの顧客マスタをもとに、請求書を出力します。
3)入金の管理:請求後の入金を管理します。入金見込み、分割払い、入金遅延などです。
これらは各担当者が自分のパソコンでExcel(エクセル)を使っていた業務です。属人化されているため、担当者がいないと誰もわからない、担当者が辞めてしまうと過去資料を探し出すのは一苦労です。
入金管理では、これまで会計課から月報でしか幹部会へ報告がありませんでした。部長からはキントーンに入力することにより、いつでも最新状況を確認できるようにしたいとの強い要望です。
■情報収集
3人は行動を起こします。アプリを作る前にやることは業務と業務の流れを理解することです。納品書の作成は、商品管理部の業務ですし、請求書と入金管理は財務会計課の業務ですので、3人には知識がありません。担当部署へ出向いて知見を得る活動が始まりました。
結果的にこちらは業務の調査からアプリの完成まで1カ月を要しましたが、無事にいくつかのアプリを完成させました。3人は大いに自信を持ち、新しい分野のスキルアップに繋がりました。
■まとめ
この件をキッカケに3人は「キントーン特命班」に任命されて、キントーンの活用を社内申請や業務報告にも広げてゆきました。
今も、いくつもの活用提案をし続けてくれています。
A社の総経理はこう振り返ります「キントーンの成果は業務の効率化や情報伝達の円滑化に留まらなかった。社員のITリテラシーが上がり、仕事への取り組み方や業務に関する考え方にも良い変化を感じた」と。

kintone人事評価システム
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宇都宮武則
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