第16回 モテモテな「暖男」


2014年7月8日  コラム 台湾事情 その他

第16回 モテモテな「暖男」

記事番号:T00051387

 中国語の「男人不壊、女人不愛(悪い男でないと女は愛さない)」という言葉を聞いたことはありますか?台湾では「性格が悪い男はモテる」という考え方があります。クールでちょっと影があるミステリアスな雰囲気と硬派な印象が魅力で、女性の「もっと知りたい」という好奇心をくすぐります。ただ、最近、台湾女性の心をつかんでいるのは、太陽のように性格が温かく、甘い笑顔を持つ「暖男」です。

癒やし系より温かい暖男

 暖男という言葉を使い始めたのはマスコミです。主に性格が優しくて温かい男性タレントについて使われます。かつて話題になった「癒やし系男子」に似ていますが、性格の温かさと甘い笑顔が強調されています。

 では、なぜ暖男がいきなり人気を集めたのでしょうか?そのきっかけは韓国ドラマ『星から来たあなた』の主役「ト・ミンジュン」を演じた男優のキム・スヒョン(金秀賢)の爆発的な人気でした。このドラマの影響で、台湾ドラマでは最近、主人公のキャラクター設定をほとんどト・ミンジュン同様の暖男にしています。暖男の具体的な特徴は以下の通りです。

・人柄が太陽のように温かく、穏やか
・甘い笑顔を持つ
・話し方が優しい
・気遣いができる
・清潔感のあるルックス
・聞き上手、褒め上手
・内面に男らしさがある
・常に女性に寄り添う優しさ

台湾の暖男代表、劉以豪

 『星から来たあなた』のト・ミンジュンは外見はクールでも内面が優しく、恋人のために尽くすというキャラクター設定でしたが、台湾でも独特のオーラを放つタレントが現れました。「台湾の暖男代表」と称されている劉以豪(リウ・イーハオ)のことです。


中華圏スター専門誌「華流」の表紙を飾る劉以豪(YSN)

 「台湾最萌男友(台湾で最も萌えな彼氏)」とも呼ばれる劉以豪は、台湾最大級の女性向けショッピングサイトのテレビ広告シリーズに出演し、いつも温かい笑顔で買い物依存症の彼女を見守る彼氏役を演じました。これにより、台湾女性にその優しいイメージを刻んだのです。

台湾ドラマ「喜歓・一個人」

 2014年5月末、劉以豪と人気アイドルグループ「ドリームガールズ」の郭雪芙(パフ・クオ)主演の台湾ドラマ『喜歓・一個人』(Love Myself or You/Pleasantly Surprised)の放送が始まり、初回は瞬間最高視聴率2.03%を記録しました。ドラマは通常1%超えで優秀とされるため、滑り出しは好調でした。

 同ドラマはフランス料理店が舞台のラブコメディーです。郭雪芙が店のシェフで、劉以豪はシェフ見習いですが、実は経営者一族の御曹司です。つらい思い出を持つクールな郭雪芙が、暖男の劉以豪に出会い、冷えた心が温められていくという物語です。

 あなたは暖男が好きですか?あなたは暖男の特徴を持っていますか?台湾女性にモテモテになりたいなら、まずは暖男にならなきゃ! 

段婉婷

段婉婷

コンサルタント

中国文化大学日本語学科卒業。2009年・日本へ一年間の交換留学。2010年にワイズコンサルティンググループに入社。ISMSプロジェクトの経験を経て、現在はリサーチ部門に所属。

段子の台湾トレンド情報

情報セキュリティ資格を取得しています

台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。