コラム

記事番号:T00000094
2006年8月28日0:00

● 金銭問題2

金銭問題は詐欺のみに留まりません。

 1.会社内での横領や不正取引
 2.お金の貸し借り
 3.投資の失敗

等で色々なトラブルの可能性がありますが、今回はその中から「投資の失敗」に関する事例をご紹介します。

● 投資の失敗 その1 株式投資

サラリーマンは原則として収入が固定しているので、より多くの収入を得ようと思うなら、「出世する」「残業をする」「副業を行う」「投資で稼ぐ」等の方法が考えられます。

出世は時間が掛かるし、残業や副業は労力が掛かるので、手っ取り早く楽に収入を考えるなら「投資」が有望です。

我々が手軽にできる投資には「株式投資」と「ベンチャー事業への投資」「不動産投資」等がありますが、台湾では株の売買は日本より一般的であり、台湾人家庭で株の売買をやっていない家庭を探す方が難しいほどで、ほとんどがデイトレーディングを行っています。

最近は以前と違い「どの株を買っても大体儲かる」事はなく、より高い専門性が求められる時代になってきたにも関わらず、相変わらずアナリストの話を聞いただけで株の売買をしている人がほとんどです。

私の知り合いの中にも数ヶ月で数千万元のマンションを買えた人(少数)から、株で失敗し数百万元~数千万元の借金を作ってしまった人(多数)もいます。

そこでまず、失敗しない為には以下の7か条が不可欠です。

●台湾における「失敗しない株式投資の鉄則7か条」

1. 投資顧問会社のアナリストの言う事は信じない。
2. 財務会計を学び財務分析が出来る様になる。
3. 自分の仕事で関わっている以外の業種には手を出さない。
4. 台湾の株式市場だけではなく、アメリカ、日本等の株式市場を考慮する。
5. 経済学を学び、株式以外の金融市場も考慮する。
6. 株式売買は資金運用の一部のみとする。
7. デイトレーディングには手を出さない。

次に成功に結びつける為には、運に頼らず、成功の為の法則を見つけなければなりません。

私は、株式売買は行わないのですが、仕事柄、株式市場は注意しており、そこで見つけた法則は以下の3つです。

●私が見つけた「株式売買の法則」

1. アメリカ、日本市場が大きく上がった時は買いで、下がった時は売り。

台湾のトレーダーは素人が多いので、アメリカや日本の株変動の2~3日遅れで台湾の株価に影響が出る。

2. 取引先状況等、仕事上で得られる独自情報をフル活用する。

上場企業の顧客がある場合、「最近オーダーが増えていればその会社は買い」「自社の業界の景気が良い時は材料等関連業種の株は買い」等、独自に得られる情報を基に判断する。

3. 有名な投資顧問会社のアナリストが「買い」と言ったらその株は売り時。

有名なアナリストが言うと多くの人は考えもしないで「買い」に走るため、その銘柄を持っていれば、次の日は株価が上がる。
 
ワイズコンサルティング 吉本康志