現在台湾では、水際対策として入境後3日間の「居家検疫」(隔離)及び4日間の「自主防疫」が義務付けられています。(通称「3+4」)尚、9月29日からは更に緩和され、入境後3日間の居家検疫も「1人1室」で行うことが可能になります。また、入国の際の特別許可も免除され、ノービザでの入国が可能となります。
1.台湾到着前48時間以内に、フライト情報、隔離場所、電話番号、入国前14日以内の健康状況(感染症を疑う症状の有無)、検疫場所への移動方法(防疫タクシーの利用又は家族による送迎等)などの必要情報を以下のURLより登録する必要があります。
(日本側でのPCR検査陰性証明の提出義務は8/15より免除)
2.台湾入国後、空港で抗原検査キットが4つ配られます。一つは台湾到着当日又は隔離1日目に、二つは自主防疫期間に外出する際に、もう一つは感染症を疑う症状が見られるときに使用するため用となります。(空港での唾液PCR検査は9/29より免除)
3.居家検疫と自主防疫は原則同じ場所で行うことが推奨されていますが、変更しても構いません。
4.「1人1室」とは「独立したトイレと浴室のある部屋」を指します。家族と同日に入国した場合は同室でも問題ありません。防疫ホテルで同室の場合、同居人数は2人を超えないことを原則とし、不要の接触を避けることが求められています。
(右上の地球マークから日本語への切り替えが可能です。)
6.検疫場所への移動は公共交通機関を利用することができません。原則として防疫タクシー又は自家用車の利用に限られます。家族や会社による送迎は以下の規定を遵守する必要があります。
(申請の必要やチェックはありませんので自主的な制限となります)
1)送迎者は少なくともワクチン二回接種、手袋、マスク着用
2)被送迎者は乗車前に、全身、靴の裏、荷物を消毒
3)車内での飲食は不可、適度に窓を開け、換気を維持
4)車内では全員マスクを着用し、できるだけ会話や接触を避ける
5)送迎完了後に車内外を消毒することが推奨される
7.居家検疫、自主防疫期間中は、当局から送られるショートメッセージに返信する形で健康確認が行われることがあります。
<自主防疫期間の制限>
1.不要不急の外出は控え、人混みや不特定多数と接触する場所への出入りは避けなければならない。
2.前日あるいは当日外出前に簡易検査キットで陰性であれば、仕事や生活必需品購入のために外出することができる。
3.勤務時間中は、終始マスクを着用し、ソーシャルディスタンスを維持しなければならない。食事は原則として自分の席でとることが推奨されるが、一人であるいは特定の相手と店内で食事をすることもできる。ただし、席を離れるときはマスクを着用しなければならない。
4.病院での面会や付き添いは禁じられ、緊急ではない治療及び検査は自主防疫期間が終わるまで先送りしなければならない。
上記措置は9月29日から約2週間実施し、10月の半ばには更なる緩和を予定しています。正式な発表があり次第ご案内させていただきます!