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台湾10年間の移り変わり(生活編5)


コラム 台湾事情 作成日:2006年8月28日

台湾経営マニュアル 台湾駐在員編

台湾10年間の移り変わり(生活編5)

記事番号:T00000121


● 食生活の変化(飲酒編)

私はアルコールが好きで、ほぼ毎日飲んでいますが、台湾の飲酒環境も大きく変わりました。(木と小姐がたくさん居る界隈はあまり変わっていませんが…)

以前は男性が集まれば酒盛りでしたが、飲酒運転の罰金が高額になったせいか最近は飲まない男性も増え(逆に飲む女性は増えました)、無理な飲酒をさせられる機会が減り、ほっとしています。

●10年前の飲酒事情

(1)アイスビールとは?

ご存知の様に台湾は蒸し暑い日が多く、仕事帰りにはビールが最高です。

流石に日本人の行く店は10年前でも冷えたビールを出してましたが、一般的な台湾の飲食店では冷えていないビールを出している店の方がたくさんありました。

「冷えていないビールは飲めないだろう」とお考えの方もいらっしゃるでしょうが、そこは考えたもので中に氷を入れて飲むのです。

最初は慣れませんでしたが、ウィスキーのロックと同じと納得して飲んでいるうちに、「これも味わいがあるな~」と思うほどになってしまいました。

(2) 中国酒

私は紹興酒や高梁酒等の中国酒は大好きなのですが、最近は台湾でもあまり飲む機会が減ってきました。

酔うと最終的には一気飲みになるので、飲むお酒が高梁酒でなく紹興酒だと嬉しかったものです。

久しぶりに、台湾人の友人と汚い店で行儀悪く椅子に片膝を立てて高梁酒でも飲んでみたいものです。

(3)恐怖のクライアント招待

我々コンサルタントは仕事柄クライアントと飲酒する機会があります。

経営者クラスと飲酒するのなら構わないのですが、忘年会やプロジェクトの打ち上げ等でクライアント企業の幹部が同席するとなると事情は違ってきます。

日頃の恨みからか、日本人なのに言葉が通じるからなのか、面白がられているのかは定かではないのですが、ほぼ毎回間違いなく潰されていました。

私の先輩にはクライアントの忘年会で幹部達に飲まされ、急性アルコール中毒になり、救急車で病院に運ばれた人も居たほどです。

昔の飲み会は、命がけでした…

● 台北にもこんなバーが出現

最近はバー(小姐のいない店)で飲む機会が多いのですが、大体はお洒落な店内にキャンドルがあり、ジャズが流れていて、ゆっくり美味しいお酒を味わう事ができます。

中には、クリスタルのマイグラスをプレゼントしてくれる店も有り、そうなるとどうしてもグラスを傾ける機会が増えてしまうのは仕方のないことでしょう。

「お揃いのクリスタルグラスを用意しました。大切な人をお連れの時には言って頂けば二つ目のグラスを相手にお出しします。」と心憎いサービスをしてくれる店まで出現するほどです。

台北でこんな夜が過ごせる様になるとは…
 
ワイズコンサルティング 吉本康志

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