外部ブレインの上手な使い方(コンサルタント編4)


コラム 経営 台湾事情 作成日:2006年8月28日

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外部ブレインの上手な使い方(コンサルタント編4)

記事番号:T00000143


●経営コンサルタントの上手な活用法

1. 経営コンサルタントをどう使うか?

(1) 経営の相談相手として使う

経営者は孤独で、真剣に経営を行えば行う程、悩みは増えてゆくものです。

解決の解を誰が出すかは別としても、同じ視点で考える人がいるだけで、問題解決のヒントが見つけ易くなります。

また、コンサルタントは他社の事情も深く知っていることが多いので、情報を収集する手間と時間が省けますし、第三者として的確な経営判断を提示してもらう事が可能です。

(2) 経営企画室のアウトソーシングとして使う

経営企画室を持たれている日系企業は大変少ないのが現状です。

そこで経営者の皆様は、言葉の不自由なところで将軍と参謀という二役の仕事をこなさなければなりません。

自社の幹部ではオペレーション業務が忙しく、また利害関係も発生しやすく参謀役は難しいので、コンサルタントを利用するという方法です。

(3) 幹部のレベルアップに利用する

幹部のレベルアップをするのに研修を受けさせるのも一つの方法ですが、コンサルタントとタスクフォースを組ませる事によって実践的なレベルアップをはかる方法もあります。

幹部のレベルアップだけでなく問題解決も同時に行えるので、効率的です。

2. コンサルタントをやる気にさせる方法

(1) 問題解決のプロセスを作らせて、各フェーズ毎に評価を行い再契約する。
(2) 企画をさせる時に成果を計る仕組みも一緒に作らせる。
(3) 目標と成果を明確にする。
(4) コンサルティングフィーは無理に値切らない。

特に(4)のフィーの計算は「ビリングレート×工数」ですので、値切っても能力の低いコンサルタントに変わるか、工数を減らされるだけなので、逆効果に成りかねません。

3. 効率よく活用する方法

(1) 食事を御馳走しながら相談する

クライアントにされると一番辛い方法なのですが、食事を御馳走になっているときに色々相談されてもフィーは発生しませんし、負い目が出来るので多少の無理はきくようになります。

(2) 色々なプロジェクトを任せる、或いは長くつき合う

色々なプロジェクトを任されていたり、長くお付き合いして頂いていると、リサーチを行わなくても或る程度把握出来るので、時間・費用共に節約できます。

4. コンサルティングフィーを値切る方法

前述の話と矛盾しますが、コンサルティングフィーを上手に値切る秘訣をご紹介します。

クライアントにされると一番辛いのが「情」を絡めた価格交渉です。

「仲良く成りすぎる」「ビジネスに情熱を持っている」「男気が有る」「真剣に困っている」等でコンサルタントに「多少は無理しても何とか力になりたい」と思わせることが出来れば多少なら値切ることは可能です。

某A社は個人で創業した小規模な企業ですが、借金をしてコンサルティングフィーを捻出し、依頼をしてきました。

金額は少額ではありましたが、これでやる気を出さない人はいません。
 
ワイズコンサルティング 吉本康志

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