コンサルタントの起業失敗談(その1)


コラム 経営 台湾事情 作成日:2006年8月28日

台湾経営マニュアル 起業失敗談

コンサルタントの起業失敗談(その1)

記事番号:T00000061

 
 これから起業する人達の為に先輩として何か出来ないものかと考え、私の「起業失敗談」を今回のテーマとして選びました。

なぜ、「失敗談」か、理由は3つほどあります。

1. 成功より失敗の方が役に立つことが多い。

2. 「経営コンサルタントの自社経営失敗談」はまず書く人がいないので貴重。

3. これから起業する人や経営者に成りたての人に同じ失敗をしてほしくない。

という考えから、自身の「失敗」を取り上げることにしました。

● 起業のきっかけ

日本のコンサルティングファームから台湾の現地法人に出向して6年経ったある日、突然台湾法人が解散することになりました。

私はもともと「何時かは自分で起業する」と夢見て、そのためのステップとしてコンサルティングファームに就職したのですが、「35歳で起業」(経営コンサルティング以外の業種で)と考えていたので、この時期に「台湾で独立する」とは夢にも思っていませんでした。

帰国後は本部の国際部に配属されることが決まっていたので、逆に「やっと台湾から離れられる」とワクワクしていたくらいです。

それが解散となる1週間程の間に大きく方向転換をしてしまいました。

本人の意思と反し、辞める方向へ辞める方向へ自然と流れが出来てしまい、気がついた時は、日本の本社に辞表を提出していたのです。

私は会社には感謝していましたが、不満は全くありませんでしたので、今考えると、これが運命の流れだったのでしょう。

会社を辞めてからは「今までプレッシャーの中で人一倍懸命に働いて来たのだから」と家族と長期旅行に行く等ブラブラしていましたが、流石に3ヶ月も遊んでいると将来が不安になってきました。

この頃は未だ起業は考えておらず、何処かに就職しようと思っていました。

ありがたいことに、就職活動をしなくても日本や台湾の企業から「うちに来ないか?」と声をかけて頂いていましたので、「何処にしようか」と悩んでいる状態でした。

しかし、その頃知り合った、台湾で起業している若い経営者に憧れ、「うちの事務所の一部と机を安く貸すから、会社を作っては?」と誘われたので、起業することにしました。

業種は決めていなかったので何でも出来るようにと、経営コンサルティングを選び、作ったのが現在の会社です。

会社が出来た時は、普通なら「俺も一国一城の主か」等、嬉しさがこみ上げるのでしょうが、私の場合は流されて起業したので、全く喜びはありませんでした。

こんないい加減な起業が成功しないのは明らかでした…

● 失敗しない為の教訓

「計画性の無い起業は愚かであり、情熱の無い経営は自殺行為である。」

 
ワイズコンサルティング 吉本康志

台湾経営マニュアル起業失敗談

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