台湾駐在員が巻き込まれ易いトラブル(その4)


コラム 台湾事情 2006年8月28日

台湾経営マニュアル 台湾駐在員編

台湾駐在員が巻き込まれ易いトラブル(その4)

記事番号:T00000095


● タクシーに関するトラブル

台湾のタクシーは、年々値上げをしているものの日本に比べると、まだ驚くほど安く利用できます。

特に台北に住んでいると、駐車スペース等の問題もあり、タクシーを利用する事が多いのですが、その分タクシー関連のトラブルも多くなります。

台湾に来たばかりの頃は、タクシー料金は驚くほど安かったのですが、車はボロボロのものが多く、サービスは最悪でした。

タクシーを利用する度に不快になることが多かったので、少しでもサービスが良くなる様にと、「きれいな車」「良いサービス」の2つで評価して、1項目につき5元をチップとして渡していたほどです。

その代わり、遠回りをした人には、徹底的に正規料金を請求していて、何度かトラブルになった事もあります。

● トラブル1(遠回り)

1999年、ここは台中…

クライアントの依頼で、毎月3~4日程、日本から来たコンサルタントと台中拠点のコンサルティングをおこなっていた。

コンサルティングは既に1年を超え、我々も台中の地理には詳しくなっていた。

いつもの様にクライアントの会社からホテルまで、日本人コンサルタントと一緒にタクシーに乗り、帰る時の事である。

運転手が明らかに遠回りをしようとしているのである。

「○○ホテルはそっちではないよ。△△路を通って下さい。」と何度も言ったが、「△△路は混んでいるので、こっちの方が早く着く。」と要望を聞き入れてもらえなかった。

その結果、いつもは15分100元で着くのが、1時間30分、700元も掛かった。

運転手に「幾ら払えばいい?」と尋ねたが、700元を要求してくる。

そこで「これでいいだろ」と500元札を渡したが、逆切れして「警察に行こう」と言ってくるので、日本人二人を降ろして、私は運転手と警察へ向かった。

事情を聞いた警察官は自分の財布から200元を取り出し、「これで終わりにしろ」と言って私達を帰した。

しかし警察署を出るといきなり運転手は「乗れ!」と私を車に押し込もうとしてきたので、大声を上げると、一目散に逃げて行った。

その後、私は警察署に戻り、担当した警察官を探し「お金が勿体なかった訳ではない」と200元を帰して警察署を出た。

辺を見回すと日は暮れており、タクシーは見当たらなかったので、大通りまで暗い道を歩いていたその時!!

 
ワイズコンサルティング 吉本康志

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