ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム 会社概要 採用情報 お問い合わせ

コンサルティング リサーチ セミナー 在台日本人にPR 経済ニュース 労務顧問会員

台湾駐在員が巻き込まれ易いトラブル(その5)


コラム 台湾事情 作成日:2006年8月28日

台湾経営マニュアル 台湾駐在員編

台湾駐在員が巻き込まれ易いトラブル(その5)

記事番号:T00000096


● トラブル1(遠回り)続き

台中でタクシーに乗ったところ、遠回りをされ、100元で済むところを700元請求された。

運転手と言い合いになり、一緒に警察署へ行き、トラブルは解決した様にみえたが、その帰り道の事だった…

タクシーを捕まえる為に大通りに向かい、暗い道を歩いていると…

突然、何者かに腕を掴まれ、路地裏に引き込まれた。

一瞬何が起こったのかわからず、大声を出すと、口に手を当てられ、ナイフを私の顔の側に突き出し「静かにしろ!」という男が居た。

目が慣れてくると、その男は先ほどのタクシーの運転手であった。

状況を把握しながら、一瞬のうちに色々な事が頭を駆け巡った。

「ホテルにおいてきた日本人は明日どうやってクライアントのところまでゆくのだろう?」「財布に10万元入っているけれど、こんなことなら昨日の夜全部使っておけば良かった」等…

しかし、落ち着いて良く見てみると、ナイフは小さく、これでは余程上手くさされない限り死なないと思った。

相手を見てみるとかすかに震えているので、格闘するか逃げればなんとかなりそうであったが、リスクを負うので一応相手に聞いてみた。

「いくら必要なんだ」と尋ねると相手は「200元」と答えたので、ちょっと拍子抜けしたが、200元ならリスクを負う必要も無いと、即相手に手渡した。

「警察には言うな」と言い残し、彼は走って逃げて行った。

多分、後をつけられていると感じながら、タクシーを拾いホテルで降りると、先ほどの運転手の車が猛スピードで追い越して行った。

やはり警察に行かない様に見張っていたのだろう。

この様に、若い頃、私も何度かタクシーの運転手とトラブルを起こしたのですが、タクシーの運転手は運転シートの下に様々な武器を隠しているので、もめ事を起こさない方が得策です。

● トラブル2(監禁)

もう何年も前の事なので時効だと思うが、日本人の女性3人がディスコに遊びに行った帰り、タクシーの運転手に1ヶ月ほど拉致されたことがあった。

女性は数人であっても、夜はタクシーを利用しない事をお勧めする。

● タクシー利用時の注意点

1. 出来るだけ日本語は話さない。
2. できれば運転手と会話をして、良い関係を作り上げる。
3. サービスの良い運転手を固定して利用する。
4. 頭にくる事があっても我慢する。
5. 汚いタクシーは避ける。(汚いタクシーはサービスが悪い傾向がある)
6. 夜女性が利用しなくてはならない場合は、必ず男性が送ってゆく。
 
ワイズコンサルティング 吉本康志

駐在員必須!【日本語で台湾ビジネスニュースと緊急速報が届く】
チャットによる速報&緊急ニュース配信サービス「ワイズニュース速報版」を無料提供中。
✔ 台湾のビジネス情報が平日昼に日本語で届きます。
✔ 台湾で起こった重大事件や事故、災害情報を日本語で即座にお届けします。

【ワイズニュース速報版のご利用方法】
1.スマホからビジネスチャットChatwork(チャットワーク)にご登録ください。
  アプリは下記よりダウンロードしてください。
iPhoneはこちらをクリック
Androidはこちらをクリック

2.「アカウントの新規登録」を押してメールアドレスを入力してください。

3.「ワイズニュース速報版」へご登録ください。無料です。
こちらから登録できます。

台湾経営マニュアル台湾駐在員編

情報セキュリティ資格を取得しています

台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。