《新型肺炎》警戒レベル4 - ロックダウンの基本方針


労務顧問 人事労務 作成日:2021年6月1日

労務ニュース 新型肺炎

《新型肺炎》警戒レベル4 - ロックダウンの基本方針

記事番号:T00096438

COVID-19の感染に関して厳しい状況が続いている。台北市・新北市のいずれもレベル3に引き上げられて以来、市内感染者数は14日連続で100人を越え、国内では既に8,000人を超える感染が確認された。但し、中央流行疫情指揮センターの分析によれば、警戒レベル3の防疫措置に効果は見られ、感染者数は減少傾向にあるようだ。よって両市ともにロックダウンする可能性は低いと思われる。
 
尚、感染が深刻な地域である両市は感染者の爆発的な増加など不測の事態に備えるため、レベル4への移行に伴うシュミレーションを実施すべく、防疫管制範囲拡大計画を策定し、机上演習が行われた。
 
当計画は次の4つのポイントに分けて構成されている。一、交通制限の範囲、方法および程度;二、生活必需品の配給方法;三、医療資源の拡充方法およびその応対措置;四、社会的弱者に対する配慮およびメンタルヘルスサポート。具体的には以下の措置が計画されている。
 

 
上記表のNo.3の出勤が認められる者とは、政府、医療介護関係者、公共衛生・獣医、警察、消防人員、物流業者、水電気等のエネルギー産業、公共基礎施設の運営および生活必需品の供給に必要な人員やニュースメディア関係者、通信情報テクノロジー産業等に従事する者を指す。それ以外の者については外出が制限され、原則として医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し以外の目的で外出することはできない。外出時はソーシャルディスタンスを維持するとともにマスク着用が義務付けられ、且つ身分証明証または通行証の提示が求めれる。違反した場合には三千元以上、一万五千元以下の罰金に処せられる。
 
警戒レベル4になった場合、これらの封鎖措置は2週間実施され、且つ新規感染者数ゼロが7日に達した後に解除される。ロックダウンは少なくとも1ヶ月間は必要になると想定されている。
 
本計画はあくまで予定段階のものであるため、実際の状況に応じて調整されることがあることを予めご了承下さい。いずれにしても警戒レベル4への引き上げは経済および企業にとって大きな打撃を与えることが予想される。このままCOVID-19の感染状況が収束に向かっていけることを切に願うばかりだ。

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