記事番号:T00032290
●ゴルフも経営も辛抱が大切
ゴルフを始めると複数の方から「ゴルフは我慢のスポーツだから」とか「ゴルフは自分との戦いだから」と教わりました。
なるほど他の球技と違い「球をやり取りする相手がいない」「ボールは止まっている」など自分でコントロールしやすいはずなのに、思いどおりになりません。
自分の気持ちを切れさせずにどんな障害やピンチ、天候も受け入れて対応していかなければ良いスコアーにつながらないのだと思いました。
創業者でオーナー経営者というのも、はた目から見るとわがままし放題、会社のことなら何でも自分の思いどおりにできそうですが、実は何もかもが思うとおりにはいかずに毎日ストレスの連続なのです。
コントロールしやすそうでそうでないところが、経営もゴルフにソックリですね。
●投げ出した時が終わり
わたしが起業して今まで経験したピンチをご紹介すると…
・起業時:何をやったらいいのか?どうやったらいいのか?資金は?人材は?
・3年目:社員が顧客を奪っての独立と焼肉屋開店1週間目での台湾中部大震災
・6年目:SARS危機で半年間売上ゼロ
・11年目:ワイズニュース開始で資金不足
・14年目:育成した社員の大量離職
たぶん、自分一人だけならとっくに投げ出していたと思いますが、
・創業から支えてくれた家内と家族
・私を信じて入社してくれた仲間たち
・未熟なわたしに期待し仕事を依頼してくれたクライアントの皆さま
自殺したいほどのピンチも何度かありましたが、自殺しては支えてくれている皆さまに申し訳なく、できませんでした。
でも過労死なら「頑張ったのだから仕方ないか…」と不義理にはならないと思い、死ぬほど働きました。
そうするといつの間にかピンチを脱し、努力した部分が逆に強みとなりチャンスに変わったりするのです。
起業家の方にお会いすると「起業成功の秘訣(ひけつ)は?」と質問を受けることがあります。
創業時の経営計画から大幅に遅れていますし、今後も成長を続けていくつもりですので、わたしは心の底から現在が成功しているとは思っていません。
しかし、せっかく会いに来てくれたので何か役に立つことを教えてあげようと思い、次の二つを提案しています。
「あきらめたときが失敗」
「チャンスはピンチの顔をしてやってくる」
●後悔したギブアップ
前の日夜遅くまで飲み、ほとんど寝ずにお客さまと一緒にラウンドしたときのこと…
顧客「今日は調子が悪いというより体調が悪いって感じだな~」
吉本「すみません、以後気をつけます」
顧客「おっと、池ポチャの次のショットがOBとは…」
吉本「グリーンに乗る前ならギブアップしてもいいんですよね?」
顧客「投げ出さないで最後までやったら」
吉本「もう、ギブアップします!」(>_<)
顧客「じゃあ、このホールは15打ね♪」
吉本「ロングホールなのを忘れてた」(T_T)
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